春祈祷(百万遍)
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春祈祷(はるきとう)(百万遍(ひゃくまんべん))
百万遍は天辺の宝寿院(ほうじゅいん)で地区の人達が大きな数珠(じゅず)を廻して行うもので、お堂の中に長さ10.8メートル(6間)の数珠をひろげ、輪の外側に数珠を廻す人々が座り、中央に数珠の廻った回数を木の札で数える役の者と、鉦(かね)を叩(たた)く者が座ります。
念仏を唱えながら数珠を左に廻し、数珠の大きな玉(ふさの部分)が自分のところに廻ってくると玉を少し高く上げ一礼して次に廻してゆきます。この行事を天辺ではジゾウサマノオビシャとも呼んでいます。
この行事は、田畑で農作業の開始される春の初めの節分後から彼岸前後に行われる地域が多いため、節(せつ)の折目(おりめ)に五穀(ごこく)の豊穣(ほうじょう)を祈念して行われるものとみられています。
地域
天辺(あまべ)
時期
2月24日
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更新日:2022年06月01日