仏も歩ませ給う
ページ番号: 1812
仏(ほとけ)も歩(あゆ)ませ給(たま)う
『下総国印旛郡天辺村(しもうさのくにいんばぐんあまべむら) 地蔵菩薩縁起(じぞうぼさつえんぎ)』によると天辺宝寿院(あまべほうじゅいん)の地蔵尊は「その昔、応永の乱(1399年)に高崎に兵火あるのよしを、地蔵尊老僧の姿にて10日以前に3夜まで声高に触回りしかば、人々これを怪しみ、跡をしたいつるに、この寺に帰り給へり。果たして兵火来たりければ、諸人愛宕(あたご)の本地仏となりとて信じ奉りき。其の後は、他所より火防の守札を乞ふ者多かりき」とあり、3夜にわたって、兵火のあることを前触れして、わたり歩いたというのである。
この記事に関するお問い合わせ先
[公民館] 和田公民館
〒285-0065千葉県佐倉市直弥59番地
電話番号:043-498-0417
ファクス:043-498-0417
更新日:2022年06月01日