煉瓦造りアーチ橋

更新日:2022年06月01日

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煉瓦造(れんがづく)りアーチ橋

 明治30年5月に総武鉄道は佐倉・成東間が開通、さらに6月には成東・銚子間が開通します。
 アーチ橋は総武鉄道の開通に伴い建設されたもので、陸橋である上勝田第一アーチ橋は径間3.66メートルの煉瓦造りアーチ橋で翼壁の天端には軒蛇腹がみられ、アーチ部は煉瓦4枚巻きになっています。
 第一アーチ橋の約50メートル南を流れる南部川にも同様の煉瓦造りアーチ橋(上勝田第二号橋梁きょうりょう)が架けられています。
 鉄道の敷設によって近代の陸上交通は大きく変わりましたが、このアーチ橋は近代化の一つの象徴といえます。
 また、大正3年(1914年)南酒々井駅(酒々井町)が開業したことも、和田地区にとって大きなできごとでした。

煉瓦造りの壁が半円状に切り抜かれたような形の上勝田第一アーチ橋の写真
煉瓦4枚巻きのアーチ橋の曲線部分の写真

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