いぼ神様
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米戸(こめど)の道陸神(どうろくじん)は、いぼ神様といわれ、足の神様であるとともにいぼ神様なのである。
イボができたらそこにある萩(はぎ)の箸(はし)ではさみ、祠(ほこら)のまわりの木にその箸をなすりつけると、イボはとれるというのである。
そしてとれた人は萩の箸を10膳作っておかえしするというのであるが、いまなおそうして参詣(さんけい)する人が多いのである。
道陸神は一般には足の神様として信じられているが、必ずしもそうばかりではない。
下勝田(しもかつた)では、石に触れた手で目をこすると眼病がなおるといわれ、上勝田(かみかつた)では石をかりて来てこすると荒れ性がなおるので、お礼として同じような石を一つつけてかえすのである。
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更新日:2022年06月01日