佐倉平和使節団
[2019年8月16日]
ID:13699
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佐倉市平和行政の基本に関する条例に基づく事業として、佐倉市では平成8年から毎年市内の中学生代表が被爆地を訪問し、戦争の悲惨さ、平和の尊さを学ぶ佐倉平和使節団事業を行っています。
令和元年度は、市内中学生の代表24名の団員が、8月8日から8月10日の日程で長崎市を訪問しました。
1日目は、長崎市の平和学習プログラム、青少年ピースフォーラムに参加し、被爆体験者の築城昭平(つづきしょうへい)さんから、当時のお話を伺いました。
その後、青少年ピースフォーラムの運営ボランティア(青少年ピースボランティア)の大学生や高校生の案内のもと、被爆遺構を見て回るフィールドワークを行いました。
夜には、青少年ピースフォーラムの交流会に参加し、全国の自治体が派遣した平和使節団の生徒と交流を深めました。
2日目は、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列した後、青少年ピースフォーラム意見交換会に参加し、全国から集まった平和使節団とともに、平和や自分たちの未来について考えました。その後、長崎原爆資料館の見学や、爆心地公園での千羽鶴の奉納、慰霊碑への献花を行い、平和公園も訪れました。
3日目は、長崎の歴史と文化を学ぶため、出島とグラバー園を見学しました。
平和使節団の活動の目的は被爆地を訪問するだけではなく、現地で学んだことや平和の大切さを、自分の言葉で、各学校の生徒や家族にを伝えることにもあります。平和使節団に参加した中学生の作文や見学レポート等は、平和祈念文集として市内図書館などで市民の皆さんが閲覧できるようにする予定です。
京成佐倉駅北口ミレニアムセンター佐倉前に集合、羽田空港から長崎へ向かいました。
ミレニアムセンター佐倉前で出発式を行いました
長崎市の平和学習プログラム、青少年ピースフォーラムに参加し、被爆体験者の築城昭平さんから、当時のお話を伺いました。
講話を聞く全国の生徒たち
青少年ピースフォーラムの運営ボランティア(青少年ピースボランティア)の大学生や高校生の案内のもと、被爆遺構を見て回るフィールドワークを行いました。
青少年ピースボランティアの説明を聞く団員たち
この日の夜、青少年ピースフォーラムの交流会に参加し、全国の自治体が派遣した平和使節団の生徒と交流を深めました。
全国の平和使節団の生徒と交流
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列しました。
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典
青少年ピースフォーラムの一環として、全国から集まった生徒同士で、意見交換を行いました。
世界の状況やそれぞれが思う平和とは何かについて意見を出し合い、平和のために一人ひとりができることを考えました。
意見交換をする生徒たち
長崎原爆資料館を訪れ、長崎の被爆前後の歩みや核兵器の恐ろしさについて学びました。
長崎原爆資料館を見学
爆心地公園において献花を行い、折り鶴を捧げました。
折り鶴は、平和使節団のために、各学校や家庭などで協力して作成したものです。
爆心地公園で献花と折り鶴の奉納
夕食後、この2日間の学習を振り返り、学んだことや考えたことについて意見交換や発表を行いました。
班で話し合った意見を発表
長崎の歴史を学ぶため、長崎市内にある出島とグラバー園を見学しました。
出島を見学
グラバー園から望む長崎市内
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