学校長から
昭和56年4月1日、王子台地区の住宅地・商業地開発に伴い、地域の人々の期待を担って「公園学校」として開校した間野台小学校は、今年で創立43周年を迎えます。
神戸市の学校をモデルとして、佐倉市では唯一、間野台公園と学校が一体となった地域コミュニティーの中心として、子どもたちの“学びの場”であると同時に、地域住民の“憩いの場”となることを願って造られました。校舎側から運動場を見下ろすと、青々とした木々の緑が、目に優しく映ります。特にクスノキが多いのは、臼井城にゆかりがある所以と思われます。
日中の公園側には、地域の方々や乳幼児を連れて散歩するご家族の方、しばし木陰のベンチで休息をとる人たちがくつろぐ姿が見られます。
休日ともなると、開放された校庭は、少年野球チームのメンバーが練習したり、遊具で遊んだりする子どもたちで、大いににぎわいます。また、体育館は平日夕刻を中心に、社会体育及び社会教育団体が利用するなど、地域社会との連携を推進している学校です。
令和5年度は、全校児童462名、20学級でスタートしました。『心豊かで、進んで学ぶ、心身ともにたくましく生きる子どもの育成』を本校の教育目標とし、未来を担う人間としての基礎作りの観点に立って、家庭や地域社会と連携し、教職員の創意工夫のもとに、子どもの人間性を尊重した教育を推進します。子どもの“よさ”や“可能性”を引き出し、意欲をもって自己実現をめざして学ぶ、心豊かでたくましく生きる子どもの育成に努めます。心身ともに健やかな子どもたちの成長を、また、明日も登校したくなるような学校づくりをめざして努力していく所存です。保護者の皆様、地域の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
第17代校長 佐藤 克巳
間野台小学校の取組の一部を紹介します。
(1)心豊かな子どもを育てる
- 「立腰教育」の推進
- あいさつのすすめ
- 読書のすすめ、読書貯金(3年以上 2000ページ、1・2年100冊以上)、図書館の活用(朝の読書タイム)
- 歌を発表し聴き合う音楽集会の充実
- 異学年児童の交流・「なかよし間野台」(たてわりグループ活動)の推進
- 道徳学習・生徒指導の充実
(2)確かな学力を育てる
- 分かりやすい授業、成就感のある授業の充実
- 算数科のTT(ティームティーチング)指導による個に応じた学習(指導)の充実
- チャレンジタイム(15分間)の活用による国語、算数の基礎・基本の徹底
- 「総合的な学習」での国際理解・福祉・地域・情報教育の充実
(3)健康でたくましい子どもを育てる
- 運動量と運動技能を高める体育学習
- 運動の日常化
- 意欲を高める体育的行事の工夫
(4)学習・生活の場を美しくする子どもを育てる
- 定期的に除草作業・公園清掃
- 保護者・地域人材の活用
(5)地域に根差した学校づくりの推進
- 地域参観日の設定
- 朝読みボランティア活動、美化ボランティア活動の取り組み
- 臼井中学校区、近隣幼稚園・保育園との連携
- 社会福祉協議会、青年健全育成住民会議、老人会などへの参加・協力
間野台小学校では、上記の教育活動・教育指導を行うために、地域の方々の協力を得ながらよりよい取組ができるよう改善に努めてまいります。
グランドデザイン
令和4年度 間野台小学校グランドデザイン (PDFファイル: 392.0KB)
学校教育目標 心豊かで進んで学ぶ心身ともにたくましくいきる子供の育成 Team間野台小 (PDFファイル: 454.9KB)
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2023年04月07日