令和5年6月佐倉市議会定例会 所信表明

更新日:2023年06月13日

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本日、ここに6月定例市議会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、ご出席を賜り、心から感謝申し上げます。
本定例会の開催に当たり、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げます。
私は、平成31年4月に、市長に就任いたしました。
市長1期目は、大きな自然災害や新たな感染症など、これまでに経験したことのない未曽有の出来事が立て続けに発生し、市政運営の舵取りにおきましては、極めて厳しい4年間となりましたが、長年にわたる議員生活で培った知見、そして、構築した人脈を最大限活用いたしまして、災害復旧など、当面する課題への対応はもちろん、必要不可欠な社会基盤の整備や観光Wコア構想に係る取組など、佐倉市の魅力を増進させる、将来を見据えたまちづくりもバランスよく展開し、市民の皆さんとお約束したまちづくりを着実に進めてまいりました。
2期目におきましても、初心を忘れることなく、「第5次佐倉市総合計画」の将来都市像の実現に向け、議員をはじめ多くの市民の皆さんの声に耳を傾けながら、オール佐倉で、まちづくりを進めてまいります。
それでは、今後の市政運営における主な施策について、私がお約束した、6つの柱と、それを支える行財政運営の方針に基づき、概要を申し上げます。

まず1点目は、多様な子育ち環境の整備です。
未来を担う子供たちは、佐倉市の宝であります。一人ひとりがその才能を開花し、成長していけるよう、GIGAスクール構想に基づくICT教育の更なる充実や、多様性を理解するインクルーシブ教育、佐倉学の推進など、郷土愛を育み、生きる力を身に着ける教育に力を注いでまいります。また、地域の皆さんとの協力の下、中学校の部活動について地域移行を進めてまいります。

さらに、長嶋茂雄記念岩名球場に防球ネットを整備し、子どもたちに夢を与えることができる球場として整備するとともに、印旛沼がカヌーの聖地となるよう、県民体育大会のカヌー競技の招致や、千葉県誕生150周年を記念した水辺を回遊するイベントなど、子ども達が様々な経験を積むことができる、魅力的な事業を展開してまいります。

2点目は、子育て支援施策の充実です。
厚生労働省が発表した人口動態統計によりますと、2022年に生まれた子供の数は、1899年の統計開始以来、初めて80万人を割り込み、少子化のスピードが加速しております。国では異次元の少子化対策として、子育て支援策の強化を打ち出しておりますが、佐倉市におきましても、保育園や学童保育所における待機児童ゼロの継続や、子ども医療費助成の対象を高校3年生相当の18歳まで拡充するなど、独自の子育て支援策を拡充し、安心して子供を生み、育てられる環境の更なる整備を図ってまいります。
また、森の幼稚園やプレーパークなど佐倉の自然を活かした民間の先進的な取組との連携や、高校生や小中学生など未来を担う若者の活動への支援など、佐倉市の特徴を活かした、多様性に富んだ子育て支援策を進めてまいります。

3点目は、就業環境の確保・地域経済の活力増進です。
人口が減少傾向にある中、まちの活力を維持していくためには、市内で就業可能な環境の確保と、地域経済の活性化が必要不可欠であります。さらに、環境負荷の軽減、持続可能な経済活動の創出といった時代を捉えた対応も求められております。このことから、引き続き、デジタル技術を活用した本社移転や、オフィスビルを活用した賃貸型の企業誘致等に努めるとともに、起業・創業支援を核とした市内雇用の拡大を図ってまいります。
また、商店街の活性化につきましては、商店会が主催する各種イベントやイルミネーション点灯などへの支援を継続し、地域の皆さんとともに、更なる地域の賑わい創出を目指してまいります。
加えて、3月に発出したオーガニックビレッジ宣言に基づき、有機農業を志す新規就農者の受入れ・定着の支援や、生産者間のネットワーク構築などを通じて、生産拡大を図るとともに、イベント等を活用した販路拡大に向けた取組を進めてまいります。
また、竹炭の農地への施用によるCO2削減の取組など、環境にやさしい持続可能な農業の実現を目指してまいります。

4点目は、高齢者・障がい者施策の充実です。
佐倉市の高齢化率は、令和4年度末時点で約33.3%となります。3人に1人が65歳以上のお年寄りということで、高齢化率の高い自治体の一つでありますが、お年寄りの皆さんが、生涯にわたって安心して元気に暮らしていけるよう、フレイル予防等による健康寿命の延伸に取り組みます。また、学校を拠点とした学び直しや、誰一人取り残さないデジタル社会の実現に向けたスマホ教室の拡充など、一生涯を通じて活躍できる仕組みづくりと、施設の機能強化を目指してまいります。
さらに、障がいのある方も安心して自立した生活が営めるよう、就業先の確保と職場への定着支援等を進めるとともに、パラスポーツの体験イベント等を通じて、その理解を深めることで、障がいのある方も無い方も、他者への思いやりにあふれた佐倉を目指してまいります。

5点目は、魅力的な生活空間の創造です。
本市の歴史、自然、文化という類稀な資源を有効に活用し、利便性が高く、魅力的であり、かつ、安全・安心な生活空間・住環境の創出を目指しまして、観光Wコア構想に基づき、印旛沼周辺に年間を通して観光客や市民が訪れることができるよう、佐倉ふるさと広場の拡張整備を推進してまいります。
また、城下町エリアの観光拠点と位置付けている「旧今井家住宅」及び「旧平井家住宅」について、トライアル・サウンディングによる活用方法等の検討を進め、商業・観光的側面や、文化的側面を発揮できる事業者等と連携し、周辺エリアにも波及効果を創出するような利活用を図ってまいります。
さらに、ゼロカーボンシティの実現を目指し、環境に配慮したまちづくりを進めるため、家庭用省エネルギー設備補助など再生可能エネルギーの利用促進を図るとともに、温室効果ガスの吸収源として期待される里山や谷津等の自然環境保全に努めてまいります。また、(仮称)佐倉市地域気候変動適応センターを設置し、気候変動適応計画を策定するなど必要な気候変動適応施策を進めてまいります。
加えて、長年の懸案であります田町バイパスや八千代バイパス、神門八街線バイパスなど、都市計画道路の早期着工による整備促進や、鹿島川・高崎川等の治水対策の強化も、千葉県との更なる連携・協力により、進めてまいります。

6点目は、定住・移住の促進です。
佐倉草ぶえの丘で、崖の上のヤギ「ポニョ」が双子の「佐助」と「草助」を出産し、話題になりましたが、引き続き、SNSやメディアを活用するとともに、佐倉親善大使や世界的に有名な柴犬「かぼすちゃん」にピーアールのご協力をいただきながら、シティプロモーションやフィルムコミッションを推進し、佐倉市の更なる知名度向上を図ってまいります。
また、佐倉市の魅力的な情報の海外への発信や訪日外国人観光客の更なる誘致、佐倉市ならではの魅力資源の開発、さらに、市民の気持ちに寄り添う形での花火大会の継続などにより、交流人口、関係人口の増加を図ってまいります。
加えて、中古住宅リフォーム補助や空き家バンクなど、民間企業とも連携して、3世代同居・近居の促進、空き家対策にも注力し、定住人口の維持・増加にも努めてまいります。

最後に、これまで掲げた政策6本柱を支える、持続可能な行財政運営のための取組について、申し上げます。
市民サービスの向上を図りつつ、本市が将来にわたって健全な財政運営を堅持していくため、事務の効率化などによる経費の削減と、更なる財源の確保に取り組んでまいります。
また、AI等を活用した行政手続のオンライン化やキャッシュレス決済の導入など、デジタル化の推進に取り組んでまいります。
併せて、人口構造の変化や脱炭素化などの社会情勢の変化及び市民ニーズを踏まえ、老朽化した施設の改修時期に併せて、施設の集約・機能強化などの適正な配置を進める方策についても検討してまいります。

以上、私の所信について申し上げました。
私は、市長として、これらの施策を一つ一つ実行していくことにより、市民の皆さんの安全・安心な暮らしと、期待の持てる佐倉市を次世代に引き継ぐという責任を全うする覚悟であります。
佐倉市政の、「さらなる躍進! さらなる前進!」を合言葉に、議員の皆さん、並びに市民の皆さんには、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、私の所信表明といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

企画政策部 秘書課(秘書班)
〒285-8501 千葉県佐倉市海隣寺町97
電話番号:043-484-6100
ファクス:043-486-2509

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