下水道事業からのお願い

更新日:2022年06月01日

ページ番号: 1867

日常の公共下水道(汚水)の使用上のお願い

下水道管の詰まりや、汚水中継ポンプ場への異物流入が増加しています。
下水道管や排水設備は、ほとんどが地下に埋設されていますので、詰まったときの修理には大変な手間と費用がかかってしまいます。
また、汚水中継ポンプ場の機械にも負担をかけ、時には損傷を与えてしまいます。
下水道を使用する際には次のことに注意してください。

1.トイレットペーパー以外の紙は使用しないでください

 ティッシュペーパー、紙おむつ、避妊具、生理用品などは水に溶けないため、詰まりの原因になります。
 トイレではトイレットペーパー以外の紙は使用しないでください。
 また、タバコの吸い殻、ガムなども絶対に流さないようにしてください。

2.食用油や野菜くずなどの生ごみを流さないでください

 最近、マンホール内の壁面や汚水管の中に油の付着が多くなっております。
 油は、ポンプの故障や下水道管の詰まりの原因となりますので、料理などで使用した油の残りやお皿についた油などは、排水として流さずに紙等でふき取って燃えるゴミに出してくださるようお願いいたします。
 また、野菜くずなど生ごみも詰まりの原因となりますので流さないようにお願いします。堆肥にしたり、水分をよく切ってゴミとして処理してください。

3.髪の毛にも注意してください

 髪の毛など糸状のものは、下水道管のつなぎ目に引っ掛かったり、他の汚物と絡んだりして詰まりの原因になります。
 排水口に目皿を置くなど,髪の毛などが流れないようにお願いします。

4.ガソリン、農薬などの危険物は絶対に流さないでください

 ガソリン、灯油、シンナーなどといった可燃物は絶対に流さないでください。
 下水道管内の狭い空間に、これらの気化物が充満し、非常に危険です。
 農薬なども絶対に流さないでください。下水道管から不快な臭いが発生したり、流域下水道の最終排水先となる河川を汚染するなど、自然にも悪影響を与えてしまいます。
 これらの危険物をジュースの缶など、他の容器に保管すると、使用方法や処分方法の誤りや誤飲の原因となり、たいへん危険ですので、所定の容器に保管の上、ラベルを貼るなど、間違いのないようにお願いします。
 また、こうした危険物は、処理場の微生物に損傷を与え、処理能力を低下させる原因にもなります。危険物は、必ず所定の方法で処理するようにしてください。

5.熱湯や高濃度の薬品類に注意しましょう

 下水道管の材質によっては、熱湯や高濃度の薬品類(強酸・強アルカリ)を流すと、管が変形などして、水漏れの原因になることがありますので注意してください。

6.公共桝の上に物を置かないでください

 公共桝の上部に物が置かれたり、化粧蓋、レンガ、タイル、植栽等で覆っていると清掃等の維持管理ができませんので適宜開閉できる状態としておいてください。

7.公共下水道管(汚水管)への雨水誤接続について

 雨水は公共下水道管(汚水管)には流さないでください。
 佐倉市では汚水と雨水を別けて処理する分流式となっています。このような分流式の公共下水道汚水管へ流せるものは、トイレや台所、お風呂等の汚水のみで、雨とい等からの雨水については流すことができません。
 現在、誤って雨水を汚水管に流されている方につきましては、雨水を流さないよう改善をお願いします。改善方法がわからない場合は、下水道課まで問い合わせてください。
 公共下水道管へ雨水を流すと、次のような問題が発生する心配があります。

  1. 雨水を下水道に流してしまうと、汚水中継ポンプ場に流れ込む下水の量が多くなり、ポンプに過度の負荷がかかるとともに、道路上のマンホールや宅地内の桝から汚水があふれたり、ご家庭の汚水が流れなくなることがあります。
  2. 水中継ポンプ場に流れ込む下水の量が多くなり、ポンプに過度の負荷がかかるとともに、処理場で処理しきれなくなり、河川や海の水質悪化につながることがあります。
  3. 佐倉市は県の下水処理場で処理をお願いしております。処理に要する費用は、皆さんの下水道使用料が使われているため処理する必要のない雨水が多くなると、下水道使用料の負担増につながることがあります。

この記事に関するお問い合わせ先

[上下水道部] 上下水道部
〒285-8501 千葉県佐倉市海隣寺町97
電話番号:043-485-1191
ファックス:043-485-1194

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