総合評価方式制限付き一般競争入札における主任(監理)技術者の保有資格の対象区分について
主任(監理)技術者の保有資格の対象区分について
建設工事における技術者不足対策の一環として、国土交通省において主任(監理)技術者の専任義務の合理化を図り、現場専任を要する請負金額を引き上げ、一定の要件を満たすことにより専任工事現場の兼任や営業所技術者等の専任工事現場の兼務を認めるなどして、技術者の配置義務について緩和されているところです。同様に技術者資格についても、近年では施工管理の技術検定制度の見直しにより資格の新設がなされ、主任技術者となり得る資格区分についても見直され、国土交通省の登録を受けた技能者講習の修了者の範囲が拡大されていることなどから、当市においても、以下のとおり、技術者の保有資格に応じた対象区分について変更することとします。
主任(監理)技術者の保有資格の対象区分
| 変更後 | 変更前 | 得点 |
| 監理技術者となり得る国家資格者 | 1級国家資格者又は技術士 | 2点 |
| 主任技術者となり得る国家資格者 | 2級国家資格者 | 1点 |
| その他(実績) | その他 | 0点 |
参照:国土交通省ホームページ
以下のリンク先より、『技術者制度(制度に関すること)』の「監理技術者/主任技術者となり得る国家資格等一覧」をご確認ください。
対象区分の例について
例1:1級土木施工管理技士補
登録業種を「とび・土工・コンクリート工事」とする案件の場合は、以下の得点となります。
<変更前>「1級国家資格者又は技術士」に該当するため、得点は2点
<変更後>「主任技術者となり得る国家資格者」に該当するため、得点は1点
例2:登録道路等法面保護基幹技能者講習修了者(令和7年10月17日から国土交通大臣が認める登録基幹技能者として追加されました)
登録業種を「とび・土工・コンクリート工事」とする案件の場合は、以下の得点となります。
<変更前>対象外
<変更後>「主任技術者となり得る国家資格者」に該当するため、得点は1点
佐倉市総合評価方式制限付き一般競争入札実施ガイドライン
佐倉市総合評価方式制限付き一般競争入札実施ガイドライン (PDFファイル: 439.7KB)
令和7年12月12日改正
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更新日:2025年12月12日