入札・契約制度の改正について(令和5年4月)
佐倉市では、令和5年4月1日から下記のとおり入札・契約制度を改正いたします。
電子入札約款及び郵便入札約款を統合します。
これまで、電子入札では「佐倉市電子入札約款」、郵便入札では「佐倉市郵便入札約款」と、使用する入札約款を分けていましたが、これを一つに統合し、「佐倉市入札約款」とします。
令和5年4月1日以降に行う入札では、この「佐倉市入札約款」を使用しますので、入札に参加を希望される方はご確認ください。
なお、これに伴い、電子入札に紙で入札参加する(紙入札)場合の様式や郵便入札の様式も改正しています。古い様式をダウンロードし、使用している方は、新しい様式を使用するようお願いいたします。
契約書を改正します。
建設工事請負契約書の改正
建設工事において、災害応急対策又は災害復旧に関する工事における不可抗力による損害の損害金は市が負担することを追記しました。
業務委託契約書(測量・調査関係)の改正
調査・測量業務委託契約書中、「調査職員」の名称を「監督職員」に改めました。
暴力団排除に関する特約の改正
受注者が、暴力団又は暴力団員から契約の適正な履行の妨害又は不当要求を受けたのにもかかわらず、発注者に報告せず、排除対策を講じなかった場合には指名停止の措置を行うことを明示しました。
暴力団排除に関する特約書面 (PDFファイル: 59.0KB)
制限付き一般競争入札資格要件設定基準を改正します。
市が発注する制限付き一般競争入札における地方自治法施行令第167条の5の2に係る制限について、管工事及び電気工事の資格要件の設定基準を下表のとおり改めます。

佐倉市制限付き一般競争入札資格要件設定基準 (PDFファイル: 183.2KB)
総合評価方式に係る落札者決定基準を改正します。
市が発注する総合評価方式制限付き一般競争入札に係る落札者決定基準を次のとおり改正します。
- 「過去15年間の同種の公共工事の施工実績」、「過去10年間の主任(監理)技術者としての同種の公共工事の施工実績」について、同規模以上の施工実績の得点を2点から3点に変更します。
【配点】
同規模以上の施工実績あり 2点 → 3点
同規模未満の施工実績あり 1点
その他 0点 - 「建設キャリアアップシステム(CCUS)への登録」を評価項目に加えます。
【配点】
事業者IDを取得している 1点
事業者IDを取得していない 0点 - 「災害時等の協力に関する協定に基づく出動の有無」について、「過去1ヵ年度の協定に基づく災害対応の出動回数」を「過去3ヵ年度の協定に基づく災害対応の出動回数」とし、配点を「出動1回につき0.5点(上限3点)」に改めます。
【配点】
過去3ヵ年度の協定に基づく災害対応の出動回数 出動1回につき0.5点(最大3点)
なお、加点の対象となる「災害時等の協力に関する協定」とは、佐倉市の締結している災害時応援協定(危機管理課が公表しているものに限ります。)及び道路の維持管理における活動協力に関する協定とします。複数の団体に加入があっても、重複して加点はしません。
危機管理課の災害時応援協定公表先URL:
https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/kikikanrika/112/taisaku/3589.html - 「企業の安全衛生及び福祉等に関する取組状況」で加点の対象とする取組みに「女性活躍推進支援に関する措置」及び「青少年雇用促進支援に関する措置」を追加します。
詳しくは、「佐倉市総合評価方式制限付き一般競争入札実施ガイドライン」をご確認ください。
また、落札者決定基準の改正に併せ、技術審査資料の様式に一部変更があります。総合評価方式の入札に参加を希望される方は、新しい様式を使用するようお願いいたします。
佐倉市総合評価方式一般競争入札実施ガイドライン (PDFファイル: 523.5KB)
入札公告は「ちば電子調達システム」のみで行います。
これまで、入札公告は、「ちば電子調達システム」のほか、市役所、各出張所及び各派出所前掲示場にも掲示していたところですが、入札参加資格者名簿の登録を「ちば電子調達システム」で行っており、入札参加希望者は「ちば電子調達システム」にアクセスできることや、ペーパーレス化の観点から、掲示場への掲示を取止め、「ちば電子調達システム」での公告のみとします。
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更新日:2023年03月29日