朝を元気によーいドン!~朝食を食べよう~
朝食、食べていますか?

平成26年度国民健康栄養調査によれば、習慣的に朝食をほとんど食べない人の割合は、男性が14.3%、女性が10.5%ですが、その中でも20歳代、30歳代での比率が高くなっています。佐倉市でも20歳代、30歳代男性、40歳代女性に朝食欠食率が高い傾向が見られます。(平成23年度市民健康意識調査結果より)
1日3回規則正しく食事をとることは、健康に過ごすために大切なこと。とりわけ、朝食はその日の活力と栄養素を補給する大切な食事です!
なぜ朝食は必要なの?

朝食を食べることで、次のような効果があります。
- 体温の上昇効果
朝食を食べることで、身体の中で胃などの消化器官が筋肉運動を始めます。その熱を利用して眠っている間に低下した体温を上昇させ、身体を活動しやすい状態にさせます。 - 脳の働きを活発に
脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖ですが、脳はブドウ糖を貯めておくことができません。寝ている間にエネルギーが欠乏した脳に栄養を届けることで、脳の働きも活発になり、集中力や記憶力が高まります。 - 便秘の予防・解消
朝食を食べることで、腸が刺激を受け、便が送り出されます。生活リズムを整えることにより、排便のリズムが作られます。

どんな朝食を食べたらいいの?
脳や身体のエネルギー源になる「主食(ご飯やパン)」に、体温を上げ、脳の働きを活性化させる「たんぱく質のおかず」、身体の調子を整えるビタミン・ミネラル・食物繊維がとれる「野菜のおかず」を組み合わせてとることが大切です。

献立例~例えばこんな組み合わせ~


牛乳・乳製品や果物なども組み合わせるとさらに◎(二重丸)です
朝食おすすめレシピ

1品でたくさんの野菜と肉・乳製品がとれ栄養満点の「サラダそぼろ丼」をご紹介します。
(佐倉市市制60周年記念事業「マイヘルスプランコンテスト」の「朝を元気に!よ~い丼!時短♪簡単♪栄養満点朝食どんぶりコンテスト」部門で最優秀賞となったレシピです。)
また、健康管理センター、西部保健センター、南部保健センターでは、忙しい朝にぴったりの簡単でおいしいメニューが盛りだくさんの「かんたん♪おいしい♪朝食レシピ集」を配布しております。(無料) 毎日の朝食づくりにご活用ください。
下記リンクからもダウンロードできます。
朝食は身体の目覚ましスイッチです!

朝日を浴びて朝食を食べることで、体内時計がリセットされ、生活リズムが整います。
「早寝・早起き・朝ごはん♪」
朝食は毎日のこと。日々完璧な朝食を食べることは難しいものですね。朝食を食べる習慣がない人は、まずは少しずつでも何か食べる習慣を。食べていてもバランスのそろわない人は、簡単なメニューをプラスして、バワンランク上のバランスの良い朝食をめざしましょう!

佐倉市では、「朝食を必ず食べる市民の割合の増加」を推進しています。
「佐倉市健康増進計画 健康さくら21(第2次)」、「第2次佐倉市食育推進計画」に朝食に関する指標を設定し、目標達成に向けた取り組みを行っております。


各計画の詳細については下記リンクをご覧ください。
更新日:2022年06月01日