「元気で長生き」を応援します ご存じですか介護予防
住み慣れた地域で、いつまでも自分らしい生活を続けるためには、介護予防の取り組みが大切です。
一人ひとりの生涯にわたる、生きがいのある生活・ 自己実現(QOLの向上)を目指して実施されており、すべての段階で予防が必要だと言われています。
元気なかたも、不調を感じるようになってきたかたも、今日から介護予防に取り組みましょう。
「介護予防」ってなんのこと?
介護予防とは、元気な高齢者がなるべく要介護状態に陥らないように、また、現在介護が必要なかたでも、それ以上悪化させないようにする取り組みのことです。
「自分はまだ元気だから介護予防なんて関係ない」と思ってはいませんか?
元気なうちから取り組んでこそ、効果的な予防ができるのです。
なぜ介護予防が必要なの?
要介護状態の原因を調べてみると…
全国の介護保険を利用している方に対し、介護が必要になった原因を調査したところ、「全身の衰弱」、「転倒や骨折」、「認知症」といった原因によって要介護状態となる方が多いことがわかってきました。
これらは、生活習慣病のあるなしにかかわらず、体や頭を使わない生活(不活発な生活)が続いて心や体の機能が低下するために起こることが多いことから、「生活不活発病」とも呼ばれます。
「生活不活発病」の予防が重要
「年をとって心身の機能が低下するのは当たり前、仕方がない」と考えてはいませんか。
実は、生活機能の低下と年齢とは関係ないことが分かっています。
「おっくうだから」「もう年だから」といって、身の回りのことをしなくなると、体や頭を使わなくなり、心身の老化が進んでしまいます。これが、生活機能を低下させる一番の原因なのです。
生活機能が低下すると、動くのがおっくうになって家から出なくなり、動いたり話したりすることが減ってしまい、更なる生活機能の低下を招きます。
この生活不活発病の悪循環を、早い段階で断ち切ることが肝心です。
「生活機能」についてもっと詳しく知りたい方は、「健康長寿ネット」のホームページもご利用ください。
ホームページ上で簡単にできる生活機能のチェックや、チェックの結果に基づいた日常生活のアドバイスなどが紹介されているほか、運動、食事などの健康に関する情報、医療や介護に関する情報なども掲載されています。
はつらつ生活を続けるために!介護予防事業のご案内
佐倉市では現在の生活や体力を維持、向上するための介護予防教室や出前講座を開催しています。
- 最近体力に自信がなくなってきた…という方に「短期集中・体力アップコース」
- ちょっとした物忘れが多くなった…という方に「脳とからだの元気力測定会」
- これからも元気ですごすために「としとらん塾」、「低栄養予防・口腔教室」
- 介護予防のための「出前講座」をご利用ください
(注意)教室や講座の詳しい日程は、「介護予防教室のご案内」のページをご覧ください。
更新日:2023年04月01日