佐倉の畜産
概要
佐倉市では、牛肉、豚肉、牛乳、卵の生産・加工が行われています。
佐倉市の畜産は、市の農業産出額の約23%を占めており(参照:令和3年市町村別農業産出額(推計)データベース)、佐倉市産の畜産物は市内だけではなく、市外・県外にも流通しています。
牛(乳牛、肉牛)
基本的には、「チバザビーフ」として流通しています。
令和5年に実施された県内の共励会において、市内肉牛生産者複数名が最優秀賞等を獲得しました。
また、佐倉産の牛肉の一部は、近隣のスーパーや飲食店で取り扱われています。
こののぼりが目印です。
乳牛を扱う金子牧場は、観光施設(佐倉草ぶえの丘)にも近く、牧場のすぐそばで自家製ソフトクリームが食べられることで人気の施設です。
また、市内直売所(マルシェかしま)や近隣市の観光施設などでも、販売されています。
豚
県内・県外において、市内養豚場の出品豚は様々な賞を受賞しました。
現在も自家繁殖をしながら豚を育てています。
鶏(卵)
規模は大きくはないものの、それぞれが工夫を凝らし品質にこだわった卵を生産しています。
なかでも、長谷川養鶏園の卵は、市内洋菓子店などに採用され、大変好評です。市内には、地元の卵に加え、地元の米粉を使用したケーキもあり、昼過ぎには売り切れてしまうこともあります。
市内直売所(樫の木)では、毎日その日の生みたての卵が納品され、その日のうちに完売することもあるほど人気の商品となっています。
耕畜連携(WCSなど)
佐倉市には、多くの田んぼがあります。ここでは、食用のコメだけではなく、家畜用のコメも栽培しています。佐倉市は、肉や牛乳だけでなく、家畜が食べるエサも一部は地産地消が実現しています。
畜産農家は肥料を、稲作農家は稲わらを提供し合うことで、資源を無駄なく利用しています。
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更新日:2024年01月23日