「佐倉市有機稲作農業ポイント研修」を開催しました
1.日時:令和5年2月9日(木曜日)13:30~15:00
2.会場:佐倉市立美術館
3:参加者:農業者8名、千葉県2名、事務局4名
4.概要:
佐倉市では、令和3年5月に農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」を踏まえ、令和4年度から、佐倉市地域農業再生協議会が実施主体となり、農林水産省の「有機産地づくり推進事業」を活用し、有機農業を進めるにあたっての試行的取組を行いながら、課題や問題点などを洗い出し、今後の方向を検討しているところです。
今回は、市内の稲作農業の生産者のうち、次年度に予定している栽培実証へ協力いただける方々を中心に有機栽培で稲作農業をはじめるにあたっての種や圃場の準備など今何をすればよいのかについて、特別講師として民間稲作研究所副理事長五十畑匠氏と川俣文人理事をお招きし、有機稲作の栽培実証に向けたイントロダクションとして講義を行っていただき、この研修を通じて、稲作の有機栽培実証に向けた準備につなげることを目的として開催しました。
(1)「省力・低コストの循環型有機農業のすすめ」
講師:民間稲作研究所 副理事長 五十畑 匠 氏
有機稲作の土台となる土づくりにおいて重要な秋耕や雑草ごとの発芽条件を踏まえた対策のポイント、深水管理を可能とするための大苗の作り方などについて講演が行われました。
(2)「ペットボトル代かきについて」
講師:民間稲作研究所 理事 川俣 文人 氏
有機稲作に適した土壌であるかを診断するためのペットボトルを用いた判定方法や抑草において重要となる「トロトロ層」の発生原理などについて講演が行われました。
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更新日:2023年02月12日