災害時に手助けが必要なかたへ
個別避難計画とは
高齢者や障害者など、災害時に一人では避難することが困難な方(避難行動要支援者)について、「だれが支援」するか、「どこに避難」するか、避難するときには「どのような配慮」が必要かなど、あらかじめ確認しておいていただくために、一人ひとりの状況に合わせて作成する、個別の避難行動計画です。
佐倉市では、一人ひとりの事情に寄り添った個別避難計画の作成を、お住いの地域の中で作っていただけるよう、支援してまいります。
作成の経緯
令和元年の台風19号をはじめ、近年多発している豪雨災害では、高齢者や障害者などの一人では避難することが困難なかたが多数被害にあわれていることなどから、早めの避難を実践していくために支援者や避難先などを具体化した避難計画の作成を進めることになりました。
特に台風などの風水害は、気象情報から事前の準備を進めやすいことから、佐倉市では風水害を対象とした個別避難計画の作成支援を優先して進めてまいります。
個別避難計画を作っていただきたいかた
対象は、「平常時避難行動要支援者名簿」に登録されたかたです。
・支援を受けるための手続きは?「避難行動要支援者に対する支援制度について」へのリンク
・お住いの地域は大丈夫?「佐倉市防災ハザードマップ」へのリンク
佐倉市が実施する支援について
個別避難計画の作成で難しいのが支援者の確保と言われています。支援者自身の安全が確保されたうえでの避難等の支援となることや、ご近所付き合いの希薄化などにより、個別避難計画の作成が進まない大きな要因となっています。
佐倉市では支援者とのマッチング(結びつけ)に関して、自治会・町内会、自主防災組織などを交えた話し合いの場を作ることで相互理解のきっかけを作ってまいります。
また、具体的な手順をマニュアルに示し、地元で活用していただける仕組みや制度の創設など準備を進めてまいります。
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更新日:2024年06月20日