宝金剛寺と北条氏勝の墓

更新日:2022年06月01日

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宝金剛寺(ほうこんごうじ)と北条氏勝(ほうじょううじかつ)の墓

 直弥にある宝金剛寺は大日如来を本尊とする真言宗の寺院で、由緒によると鎌倉時代初期の建仁3年(1203年)将軍源頼家が、北条時政を奉行に命じ創建させたと伝えられています。

 開山は覚済(かくせい)僧正といわれ、古くは宝金寺(ほうこんじ)と称しました。
 のちに、小田原の後北条氏の一族で玉縄城主北条氏勝(1559年~1611年)が岩富城主に封ぜられると、この寺の大檀那(おおだんな)となり数々の寄進を行ったことが『宝金剛寺由来記』(宝暦元年 1751年)に記されています。

 この寺の裏には北条氏勝の墓跡と伝えられている場所が残されています。
 また、この寺は直弥念仏の寺としても近在に名が知られています。

周辺を木に囲まれ、手前に2つの石碑が並ぶ大きな屋根の宝金剛寺の本堂の写真

宝金剛寺の本堂

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