ごみ収集時に火災事故が発生しています!
カセットボンベ、ライター、スプレー缶、リチウムイオン電池による火災事故が多発
令和4年度においては、「もやせるごみ」の収集日に1件、「金属類・小型家電」・「うめたてごみ」の収集日にそれぞれ2件、「カン」の収集日に1件、合計6件の火災事故が発生しています。
これは、中身が残っていたスプレー缶、カセットボンベ、ライターから発火したものです。
また、令和5年度にも、モバイルバッテリーが原因と思われるパッカー車およびプラスチックリサイクル工場での火災事故が発生しています。
火災事故が発生すると大変危険であり、住民の方々にもご迷惑をお掛けすることとなるほか、収集の遅れにもつながります。
ゴミを正しく出すことで、火災は未然に防ぐことが出来ますので、皆さまのご理解ご協力をお願いいたします。
収集車の中で燃えたゴミ
発火原因となったスプレー缶
ごみ収集車が火災になると…
- ごみ集積場所に隣接する住宅や市民並びに収集作業員にも重大な被害を及ぼす恐れがあります。
- 計画どおりの収集ができず、収集時間に遅れが生じます。
- 状況によっては、やむを得ず道路を一時的に封鎖する場合もあります。
- ごみ収集車の故障の原因になり、修繕に多額の費用を要します。
(状況によっては、廃車する場合もあります)
車両火災となる原因は…
車両火災の主な原因は、スプレー缶・カセットボンベなどのエアゾール缶やライターが、中身が残ったままの状態で出されてしまっていることです。
そのため、スプレー缶類やライターを排出される場合はその取扱いにご留意ください。
また、リチウムイオン電池を小型家電などの本体から取り外さずに、「金属類・小型家電」などの分類で集積所に出すと、ごみ収集車で巻き込みをしたときに発火することがあります。
スプレー缶やライターの正しい出し方
「スプレー缶」・「カセットボンベ」などの正しい出し方
- 風通しが良く、火の気のない屋外で、「シュー」っという音がしなくなるまで噴射ボタンを押します。
(中身があふれて床や周囲を汚損する恐れがありますので、新聞紙を敷くなど十分注意をして行ってください。) - ガスを出し切ったあとに缶に穴を開けてください。
- 「うめたてごみ」や「金属類・小型家電」ではなく、「カン」の収集日に出してください!
「ライター」の正しい出し方
- 周囲に火の気がないことを確認し、操作レバーを押し下げ(着火した場合はすぐに吹き消す)、輪ゴムや粘着力の強いテープで、そのまま固定します。
- 「シュー」という音が聞こえれば、ガスが抜けています。
(聞こえない場合は炎調整レバーをプラス方向にいっぱいに動かす) - その状態のまま、風通しがよく、付近に火の気がない屋外に半日から1日放置します。
- 確認のために着火操作を行い、火が着かなければ、ガス抜きが完了です。
- 「うめたてごみ」の収集日に出してください。
カセットガスボンベや使い捨てガスライターの出し方
リチウムイオン電池の出し方
リチウムイオン電池が内蔵されている家電を処分する場合は、必ず電池を外してから、本体は「金属類・小型家電」または「粗大ごみ」としてお出しください。リチウムイオン電池は、種類により、次の2とおりのうちいずれかの方法でお出しください。
- 一般社団法人JBRCの対象電池は、佐倉市廃棄物対策課(佐倉市役所1号館5階)の窓口回収または一般社団法人JBRCの回収協力店で回収をしています。対象となる電池や回収協力店につきましては一般社団法人JBRCのホームページのリンクをご覧ください。
- 一般社団法人JBRCの回収対象外となるリチウムイオン電池については、佐倉市廃棄物対策課の窓口回収を行っています。
更新日:2024年06月05日