佐倉歴史資料館の建設と佐倉城大手門の復元について(令和8年5月11日回答)
ご意見
佐倉城跡は「日本遺産(北総四都市江戸紀行)」 に認定された歴史的観光資源とされています。日本城郭協会は日本百名城として千葉県で唯一、佐倉城を選定しています。江戸時代の佐倉藩(最大11万石)は千葉県で最大の藩であり、江戸幕府の東の守りの重要拠点として位置づけられ、藩主の多くが老中になったことから、佐倉城は「老中の城」といわれています。
佐倉城址の案内所はトイレ設備もないような狭い施設で、展示内容も貧弱です。佐倉城址には櫓門、三重櫓、御殿などの建物は復元されておらず、大型バスのアクセス性も良くない状況です。江戸城周辺の有力な藩の小田原城(神奈川県小田原市)、川越城(埼玉県川越市)、忍城(埼玉県行田市)に比べて観光資源としての取り組みが遅れているといわざるをえません。宮崎県日南市の飫肥(おび)城下町の取り組みは参考になります。大手門の復元と歴史 資料館を建設し、自治体と住民が協働して城下町を活性化させた成功事例です。
国土交通省ホームページ「手作り郷土賞-宮崎県日南市の取組み」
佐倉市も歴史資料館(博物館)を建設・運営し、古写真の残る大手門(または三の門)を復元し、市民とともに城下町の町おこしを進めていただきたい。
さらに、新町通り(新町~弥勒町)の交通安全性を考慮して、道路の拡幅や鍵の手の廃止、保存建物の移設などを検討していくべきと考えます。
なお、佐倉市として取り組みができないようであれば、佐倉城址を市指定史跡ではなく、県指定史跡または国指定史跡として、県または国に復元整備を依頼していただきたい。
受付日
令和8年4月28日
回答
佐倉城やその城門につきましては、元の姿に復元したいというご意見もいただいているところですが、復元するためには、当時の姿が正確に分かる設計図や詳細な絵図などが必要となります。佐倉城にはそのような資料が残されていないため、復元は難しいと考えられます。
城内には建物こそ残されていませんが、空堀や土塁などが良好に保存されているため、市指定史跡となっております。その歴史を感じるために佐倉市を訪れた方々への活用面での方策としては、CG・VRによる復元展示や解説板の充実、イベントや学習機会の創出などの方法を研究しているところです。また、佐倉市の歴史を学習できる展示施設の建設について具体的な検討は進めていませんが、市内にあるミレニアムセンター2階や夢咲くら館で歴史展示も行っているところです。
今回、ご提案いただきました宮崎県日南市における飫肥城の城下町のような取組についても参考にしながら、市民のみなさまと協働できる体制づくりや活用方法について検討していきたいと考えております。
回答日
令和8年5月11日
担当課(関係課)
文化課【問い合わせ】043-484-6192
この記事に関するお問い合わせ先
企画政策部 秘書課(市民の声班)
〒285-8501 千葉県佐倉市海隣寺町97
電話番号:043-484-6102
ファクス:043-486-2509
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更新日:2026年08月10日