小児初期急病診療所の業務紹介
小児初期急病診療所について
当診療所は、医療の機能分担を明確化し、時間外におけるこどもの救急医療を確保するという目的から地元印旛市郡医師会の全面的な協力により、小児科(内科系疾患)専門の初期救急医療機関として、平成14年10月1日から日曜・祝日、年末年始は午前9時から午後5時(受付は午前9時から午後4時45分)まで、また毎日午後7時から午後11時(受付は午後7時から午後10時45分)まで診療を行っています。
医師は開業医のほかに独立行政法人国立病院機構下志津病院、東邦大学医療センター佐倉病院、日本医科大学千葉北総病院、成田赤十字病院及び聖隷佐倉市民病院の5病院から小児科病棟勤務医が事業に参加し、処方薬の調剤は印旛郡市薬剤師会所属の薬剤師が行っており、多くの医療従事者の参加に支えられ、毎夜間の診療業務が可能になっています。
受診者は年間約5,500人います。
このうち、97%の方は当診療所の処置で帰宅されており、残りの3%の方は医師が検査及び入院を要すると判断して、小児科医が待機する二次救急医療機関へ搬送または紹介を行なっています。
開設・設置は佐倉市が行っておりますが、医療区域の広域化に伴い、運営には印旛郡の8市町の協力をいただいております。
(注意)平成18年11月1日 当診療所を中心とした印旛地域における小児救急体制を評価され、診療業務を行う社団法人印旛市郡医師会が日本医師会より「日本医師会最高優功賞」を受賞しております。
受診したい場合は
受診を希望される場合は、こちらをご覧ください。
受診するか迷ったときは!
近くに相談相手がいないときなど、受診するべきか判断に迷う場合は以下を参考にしてください。
業務の紹介
開設の経緯 診療所立ち上げのいきさつについて (PDFファイル: 129.0KB)
施設概要 診療所施設の情報です (PDFファイル: 88.4KB)
診療体制 機能分担等について (PDFファイル: 17.1KB)
開設当初からの利用状況 (PDFファイル: 167.7KB)
こどもの医療環境を一緒に守りましょう
小児科にかかる患者の9割は軽症と言われていますが、症状に関わらず休日や夜間に診療を受けるために大きな病院の時間外診療を利用する方が多くいました。
このため、医療従事者は過重労働から現場を去る「医師不足」につながることが問題になっています。
この診療所は、印旛地域の病院が本来の機能を発揮できるように、毎晩こどもの急病を受け入れております。
なお、こどもは大人に比べて急に容態が変化することがあります。
お子さんのため、また地域の医療を守るために、できる限り、日頃の健康状態をよく知る「かかりつけ医」で診療時間中に受診しましょう。
更新日:2023年04月01日