認知症サポーター養成講座
認知症は、誰にも起こりうる脳の病気です。85歳以上では3人に1人にその症状があるともいわれます。
認知症の方は、ちょっとした手助けがあれば在宅生活を続けることが可能な方も多くいらっしゃいます。しかし、偏見などにより本人や家族が苦しんでいることも珍しくありません。
認知症になっても、住み慣れた地域で安心して暮らせるように、地域の皆さんの正しい理解が不可欠です。
佐倉市では、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指し、認知症サポーターの養成や地域での支援づくりに取り組んでいます。
佐倉市の認知症サポーター数は、23,951人(令和6年3月末日現在)です。
学校や職域、地域の皆様方等、年齢を問わず様々なところで出前講座として認知症サポーター養成講座を行っています。
佐倉市職員も認知症サポーター養成講座を受講しています。
(参考)全国の認知症サポーターの養成状況
認知症サポーターとは?
認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族を応援する人のことです。認知症に対する偏見や誤解をなくすとともに、認知症になっても尊厳をもって地域で暮らせるように、厚生労働省は2005年4月から「認知症を知り地域をつくる10カ年」のキャンペーンを始めました。
そのキャンペーンの一環である「認知症サポーターキャラバン」は、地域で暮らす認知症の人やその家族を見守る応援者である認知症サポーターを養成しようという取り組みです。
日常生活の中で認知症の人と出会ったときに、その人の尊厳を損なうことなく、適切な対応をすることが、認知症の人と認知症の人を介護する家族の支えになります。
認知症サポーターの役割は?
認知症サポーターは、何か特別なことをするというものではありません。認知症を正しく理解して、認知症の方や家族を見守る応援者となってください。
例えば、友人や家族にその知識を伝えたり、近所あるいは商店、交通機関など、地域で暮らす住民として、または、まちで働く人として手助けするなど活動内容は人それぞれです。
認知症サポーターになるためには?
「認知症サポーター養成講座」を受講していただいた方が、認知症サポーターになります。
受講者全員に、認知症サポーターであることを示す「認知症サポーター証」を交付します。認知症の人や家族へのサポーターであるという証になります。
市主催の認知症サポーター養成講座
- 令和6年 6月13日(木曜日) 午前10時~11時40分 ミレニアムセンター佐倉
- 令和6年 9月25日(水曜日) 午前10時~11時40分 臼井公民館
- 令和6年 11月19日(火曜日) 午前10時~11時40分 志津公民館
- 令和7年 1月20日(月曜日) 午前10時~11時40分 志津コミュニティセンター
- 令和7年 3月12日(水曜日) 午前10時~11時40分 臼井公民館
コースではありませんので、いずれか1日にご参加ください。
《 申込み・問い合わせ先 》 高齢者福祉課 電話:043-484-6343
令和6年度 認知症サポーター養成開催予定チラシ
令和6年度認知症サポーター養成講座開催予定 (PDFファイル: 529.9KB)
対象者
佐倉市内に在住、在勤、在学しているかた。
- (注意)佐倉市内の町内会、学校、商店街、職場、有志の集まりなど10名以上になる場合は、出前講座を実施しています。
- (注意)他市町村の方で受講を希望する場合は、各市町村の認知症サポーター養成講座事務局に開催予定をご確認ください。
内容
認知症の介護の方法を学ぶためのものではなく、認知症に関する基礎知識の習得、認知症の人やその家族への支援のあり方など認知症について正しく理解していただくための講座です。
全国共通のテキストや、ビデオ教材を使ってわかりやすく説明します。
時間
標準プログラムは1時間30分です。
受講料
無料
持ち物
筆記用具
認知症サポーター出前講座
市内の民間企業や学校、団体等に所属する方が10名以上、受講する場合には、講師を派遣して「認知症サポーター養成講座」を実施いたします。
対象
佐倉市内の町内会、学校、商店街、職場、有志の集まりなど、10名以上の参加が見込まれる団体・グループ。
講師
認知症サポーター養成講座は、「キャラバン・メイト」が講師をつとめます。
キャラバン・メイトとして登録されているのは、キャラバン・メイト養成研修を修了した方です。
申し込み方法
日時、会場等が決まりましたら、高齢者福祉課へお申し込みをお願いします。
申込先
佐倉市 高齢者福祉課 包括ケア推進班 電話:043-484-6343【直通】
出前講座の企画から実施まで
- 開催日時を決めて、会場を手配してください。
- 「開催申込書」(下記Wordファイル参照)を開催希望日の概ね30日前までに、高齢者福祉課へ提出してください。
- 高齢者福祉課がご希望の日時・会場で講師をすることのできるキャラバン・メイトを主催者にご紹介します。
- 講座のプログラム(内容)について、主催者とキャラバン・メイトで相談して決定します。
(注意)独自の教材を作られる場合の教材費、会場使用料などは主催者のご負担となります。 - 講座を開催します。
(注意)講座の実施後に、キャラバンメイトが受講生の性別・年齢等を記入するアンケートをお配りいたしますので、ご協力をお願いいたします。
出前講座申込書 ダウンロード
出前講座申込書(クリックするとwordファイルが開きます) (Wordファイル: 33.1KB)
出前講座申込書(クリックするとPDFファイルが開きます) (PDFファイル: 94.2KB)
内容・時間・受講料・持ち物
市主催の講座と同じです。
キャラバン・メイトになるには
認知症サポーター養成講座の講師役のことを「キャラバン・メイト」といいます。
キャラバン・メイトとなるためには、「キャラバン・メイト養成研修」を受講する必要があります。
受講対象者
次の要件のいずれかを満たし、年間10回程度を目安に(最低実施回数3回)「認知症サポーター養成講座」を原則としてボランティアの立場で行えるかた。
- 認知症介護指導者養成研修修了者
- 認知症介護実践リーダー研修(認知症介護実務者研修専門課程)修了者
- 介護相談員
- 公益社団法人認知症の人と家族の会会員
- 上記に準ずると自治体等が認めた者
【千葉県キャラバン・メイト養成研修】 (注意)年2回程度開催
千葉県が主催する「キャラバン・メイト養成研修」を受講希望のかたは、高齢者福祉課 電話043-484-6343 担当までお問い合わせください。
(注意)千葉県高齢者福祉課のホームページで日程をご確認ください。
キャラバン・メイトの皆様へ
認知症サポーターキャラバン の最新情報について
詳しくは 「認知症サポーターキャラバン」のホームページでご確認ください。
スキルアップ研修について
千葉県が主催する「キャラバン・メイトスキルアップ研修」を受講希望のかたは、こちらから千葉県ホームページをご確認ください。
講座の開催についてのお願い
開催の予定が決まったら、開催1か月前までを目安に、計画表を高齢者福祉課に提出してください。
直近の開催の場合には、テキストや認知症サポーター証をお渡しできない場合があります。
開催後は、2週間以内に、余ったテキスト・認知症サポーター証、実施報告書を高齢者福祉課に提出ください。
登録内容に変更があったら
住所や勤務先などの変更は、速やかに高齢者福祉課事務局までご連絡ください。
更新日:2024年06月24日