獣害対策を知ろう!

更新日:2026年08月19日

ページ番号: 22288

佐倉市の有害獣類による被害状況

佐倉市では、ここ数年でイノシシや小型獣による被害が急増しています。特に佐倉市の特産であるヤマトイモ、落花生、ブルーベリー等で甚大な農作物被害が発生しております。

また、生活環境被害も増加しており、佐倉市では「イノシシと車が衝突し、車が廃車になった」「イノシシに庭を掘り返された」「イノシシが墓地のお供え物を食べていた」「ハクビシンが屋根裏に住み着いてしまった」等の報告を受けています。

獣害対策

獣害対策の3本柱

獣害対策を行っていく上では、「獣害対策の3本柱」と呼ばれる3つの対策方法を複数組み合わせて行う必要があると言われています。具体的には「捕獲」「侵入防止」「生息環境管理」の3つです。

それぞれの対策は100%被害を防ぐことができる対策ではないため、複数組み合わせて対策を行っていきます。

佐倉市でも「獣害対策の3本柱」に基づいて獣害対策を行っています。

獣害対策の3本柱~捕獲~

罠等を用いて捕獲を行い、個体数を減らします。

個体数管理の意味もありますが、被害をもたらす個体をピンポイントで捕獲することで被害を減らすという意味合いもあります。

獣害対策の3本柱~侵入防止~

電気柵や金網柵を設置して、有害獣類が家や畑に侵入するのを防ぎます。

被害を防ぐためには一番手っ取り早い方法ですが、日頃の手入れ・管理が必要になります。

特に電気柵を設置した際には、定期的な草刈りの必要があります。草が伸びて電線に触れると、漏電して電圧が下がるため効果が薄くなってしまいます。

≪電気柵は危険なのか?≫

電気柵に流れる電流は家庭用電流と異なり、パルス電流(約1秒間に1度流れる電流)のため危険を回避することができます。電線に触れた一瞬は電流が走りますが、流れ続ける電流と異なり手を離すことができるため、基本的に怪我をすることはありません。

獣害対策の3本柱~生息環境管理~

生息環境管理とは、家や畑等に有害獣類を近づけさせないという対策方法です。生息環境管理には主に以下の2つの対策があります。

1つ目 「餌場を無くす」

収穫したが販売できない作物や、庭の木の果樹などを放置していると、動物たちがそれを食べに寄ってきてしまいます。動物たちに餌があると学習させないためにも、餌となるものを放置しないことが重要です。

ゴミ捨て場を適切に管理することも対策となります。

2つ目 「緩衝帯の整備(草刈り)」

草が生えている場所は、動物たちが身を隠すことができるため、寝床や移動経路になります。草を刈り緩衝帯をつくることで、動物たちの移動を制限できます。

特に、耕作放棄地の草刈りを行うことが重要です。

佐倉市での獣害対策~捕獲~

実際に佐倉市ではどのように「捕獲」を行っているのかを紹介します。

イノシシの捕獲

佐倉市では「地域ぐるみでの捕獲」という方針を立てており、地域住民と農政課、佐倉市鳥獣被害対策実施隊の3者で協力してイノシシの捕獲を実施しております。

地域住民の方にも捕獲活動に参加していただくことで、持続的で一体的な捕獲活動ができるようになると考えています。

※佐倉市鳥獣被害対策実施隊…熟練した捕獲技術を持ち、積極的に有害鳥獣対策に取り組む方を市が任命している。

≪それぞれの役割≫

地域住民…わなの設置、わなの見回り、情報共有等

農政課…捕獲活動の指揮、捕獲現場での安全確保、捕獲体制の支援、捕獲物資の支給等

佐倉市鳥獣被害対策実施隊…技術指導、止め刺しのサポート、各地区での捕獲活動の指揮等

イノシシの捕獲状況や佐倉市鳥獣被害対策実施隊については、以下URLもご覧ください。

 

≪一緒にイノシシ捕獲・解体をしませんか?≫

佐倉市では、イノシシの捕獲・解体にご協力いただける方を募集中です。

まずは止め刺し現場や解体現場を見学していただき、徐々に活動にご参加いただく形になります。

イノシシの捕獲・解体にご興味のある方は佐倉市農政課までご連絡ください。

小型獣の捕獲

佐倉市では小型獣用の箱罠の貸出を行っております。

1.わな猟免許取得者向け

貸出個数:貸出上限無し(箱罠の在庫状況によります。)

捕獲個体の処理:捕まえた個体はご自身で止め刺し・処分を行っていただきます。

問合せ先:農政課(電話:043-484-6142)

2.わな猟免許をお持ちでない方向け

貸出個数:各家庭1基まで

捕獲個体の処理:市職員が止め刺し・処分を行います。(箱罠に小型獣が捕まった場合には、農政課もしくは生活環境課に電話をしていただきます。)

問合せ先:生活環境課(電話:043-484-6148)

佐倉市農産物保全対策事業補助金 わな猟免許取得支援事業

佐倉市ではわな猟免許取得にかかる費用を補助しています。

補助対象者:次の要件を全て満たす者

ア 新規でわな猟免許を取得したこと。

イ 市が行う有害鳥獣を捕獲する事業の従事者(当該事業に従事することを予定する者を含む。)であること。

補助対象経費:イノシシの捕獲に必要な資格の取得に係る経費

補助限度額:3万円

補助率:1/2以内

佐倉市での獣害対策~侵入防止~

佐倉市では侵入防止の対策のための補助を用意しています。

佐倉市農産物保全対策事業補助金 農作物保護対策事業

電気柵の導入費用を補助します。

補助対象経費:イノシシ及びアライグマ、ハクビシンその他の小型獣から農作物を守るための電気柵導入等に係る経費

設置場所:農地

補助限度額:10万円

補助率:1/2以内

補助対象者:販売農家

(詳細)以下のいずれかを満たしている者

・耕地面積を30a以上有する者

・申請時から1年以内の農畜産物の販売金額が50万円以上の者

・申請書の提出日の属する事業年度の前年度の農畜産物の販売金額が50万円以上の者

有害鳥獣用防護柵配布事業

要件を満たす方に侵入防止柵を配布することができます。

設置場所:農地

侵入防止柵の種類:電気柵、金網柵、ワイヤーメッシュ柵

配布要件:

(1)市内農地の耕作者または地権者で、かつ、隣接する3戸以上でまとめて設置すること。

(2)設置について自力施工が行えること。

(3)定期的に草刈りの実施等、適正な維持管理ができること。

(4)農作物被害があること

詳細は、佐倉市農政課までご相談ください。

また、国の補助金を活用する関係で、ご申請から配布まで1年以上お時間をいただいております。

佐倉市での獣害対策~生息環境管理~

佐倉市では、団体が緩衝帯の整備を行う場合に補助を行っています。

多面的機能支払交付金

多面的機能支払交付金を活用している地区では、獣害対策のための草刈りに日当を出すことができます。

詳細は以下URLをご参照ください。

イノシシ生息環境管理事業補助金

多面的機能支払交付金を活用していない地区ではこちらをご活用ください。

補助対象者:市内に住所を有するもので構成される団体又は市内に事務所若しくは事業所を有する団体

補助対象経費:緩衝帯等の整備活動への役務要請に対する賃金、専門的知識を提供する者への旅費又は謝金、事務用品、印紙代、請負施工費、放牧家畜の借料、緩衝帯整備等に従事する者に対する保険代、緩衝帯の整備に必要な資材費並びに測量器材、刈払機、重機及び車両の借料並びにその燃料代

補助率:1/2以内

最後に

有害獣類・獣害対策に関するご相談は佐倉市農政課までご連絡ください。

また、各地区での獣害対策の講演も行っております。講演のご依頼も佐倉市農政課までご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

[経済環境部]農政課(振興班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-6142
ファクス:043-484-5061

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