航空機騒音について
航空機騒音の現況
羽田空港再拡張事業に伴うD滑走路が平成22 年10 月21 日から供用開始されたことに伴い、南風好天時に運用される着陸機の一部が本市上空を高度4500 フィート(約1350 メートル)で通過することから、航空機騒音について苦情が寄せられておりました。その後、航空機騒音改善のため、令和2年3月29日より、一定の時間帯(午後3時~午後7時のうち3時間程度)において新飛行経路が運用されることになりました。現行の南風運用の到着経路では、佐倉市上空を4500フィート(約1350メートル)で飛行していましたが、南風運用の新到着経路では、佐倉市上空を8000~9000フィート(約2400メートル~2700メートル)で飛行しております。
また、本市上空を飛行する自衛隊機及びヘリコプターから発生する音についての苦情も寄せられています。
羽田再拡張事業と佐倉市の取り組みについて
本市上空を飛行し、羽田空港に着陸する航空路については、下記リンクをご覧ください。(市生活環境課ホームページ)
これまでの羽田再拡張事業と佐倉市の取り組みについては、下記リンクをご覧ください。(市企画政策課ホームページ)
主に夏季において恒常的に発生する羽田空港への着陸機に関する航空機騒音については、その低減方法として、飛行航路の変更、飛行高度の引き上げ等が挙げられますが、これらは安全性の検証が必要不可欠であり、更には別の場所において新たな騒音問題を発生させることも避けなければならないことから、航空機騒音問題は本市だけで解決することは不可能な状況です。
このことから本市では、千葉県及び本市を含む県内関係25 市町で構成する「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」を通じて航空機騒音の低減策等について取り組んでおり、航空機騒音問題は千葉県全体の問題と捉え、同協議会を通じて国土交通省に対して航空機騒音の低減を働きかけています。
航空機騒音測定局の設置について
航空機騒音監視体制強化のため、国土交通省において、平成27年3月に上志津中学校に騒音測定局を設置し、同年6月1日から測定を開始しました。
測定結果は、羽田空港飛行コースホームページにて公表されています。
羽田空港飛行コースホームページは、東京国際(羽田)空港に離着陸する航空機に関する飛行コース及び航空局が首都圏に設置している騒音測定局で測定した騒音値について、アクセス日の前日から1ヶ月前までの記録をインターネット上で情報提供させて頂くものです。
(注意)前日及び土曜日、日曜日、祝日分については、データ処理の関係上、翌々日以降の提供となる場合がありますので、ご了承ください。
お問い合わせ
国土交通省 東京空港事務所
・羽田空港航空機騒音・飛行経路に関する相談窓口
電話:0570-001-596(土日祝含む7:00~20:00)
・羽田空港の航空機騒音・落下物等に関するお問い合わせ先
総務部 環境・地域振興課 電話:03-5757-3000 (平日9時~18時)
国土交通省 東京空港事務所 総務部 環境・地域振興課へメールを送信
自衛隊機について
本市上空を飛行する自衛隊機については、主に陸上自衛隊習志野駐屯地、又は海上自衛隊下総航空基地が関係します。
陸上自衛隊習志野駐屯地の訓練予定について
ヘリコプター及び航空機を使用した落下傘降下訓練、並びにヘリコプター離発着訓練が不定期に実施されております。
お問い合わせ
陸上自衛隊習志野第1空挺団
電話:047-466-2141
海上自衛隊下総航空基地の訓練予定について
海上自衛隊下総航空基地では、航空士の養成教育、訓練等を行っています。
お問い合わせ
海上自衛隊 下総航空基地
電話:04-7191-2321(代表)
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更新日:2024年12月13日