通学路等 空間放射線量率の測定(平成25年1月23日から25日まで実施分)
空間放射線量率(通学路等)の測定について
佐倉市内の道路側溝156箇所において、空間放射線量率(1時間当たりの空間放射線量)を測定した箇所(第30報:測定日平成24年9月18日から9月27日)のうち、地上50センチメートルにおける平均値が1時間あたり0.2マイクロシーベルト以上であった箇所に隣接する小中学校(5校)の通学路などの空間放射線量率を公的検査機関に委託し、環境省の『除染等の措置に係るガイドライン』に基づき平成25年1月23日から25日に測定を行いました。
道路側溝等 空間放射線量率の測定(平成24年9月18日から9月27日まで実施分)
測定場所
- 井野中学校
- 志津中学校
- 西志津中学校
- 小竹小学校
- 王子台小学校
全ての測定地点箇所につきましては、以下のPDFファイルをご覧ください。
(測定位置図の黄色着色部分が通学路。地点番号が測定箇所です。)
測定位置(クリックするとPDFファイルが開きます)
測定方法
NaI(Tl)シンチレーションサーベイメーターを用いた空間線量測定
- 小学校は地表面より0.5メートルの高さ、間隔約20メートルで、1地点につき、30秒間測定を1回実施。
- 中学校は地表面より1.0メートルの高さ、間隔約20メートルで、1地点につき、30秒間測定を1回実施。
- 測定ポイントの優先順位は、
- 歩道がある道路は歩道上。
- 歩道がない場合は区画線の外側。(両側の場合は路肩の広い方、側溝があれば側溝の上)
- 区画線がない場合は側溝の上。
- その他の場合は通学路の学校側。
測定結果について
今回の測定において、佐倉市の対策目標値(1時間あたり0.223マイクロシーベルト)を超えた地点は小竹小学校の測点No. 12で、線量率は1時間あたり0.237マイクロシーベルトでした。
定期的に空間線量率を測定し、監視を継続いたします。
測定結果書(クリックするとPDFファイルが開きます)
測定機器
空間線量計:BNC社製 SAM940スペクトルサーベイメータ (検出器:NaI(Tl))
単位
μSv/h(マイクロシーベルト/時間):1時間当たり人が影響を受ける放射線の強さ
問い合わせ先
- 通学路の測定については道路維持課:電話043-484-6152(直通)
- 放射線については生活環境課:電話043-484-6150(直通)
私たちの身の回りにある岩石や土砂、空気中にも放射線を出す物質(放射性物質)が広く存在しており、これらは絶え間なく放射線を放出し続けています。また宇宙からは宇宙線と呼ばれる放射線も地球上に降り注いでおり、自然界には放射線が存在しています。今回の結果には自然界に存在する放射線量も含まれています。
また放射線量は測定する機器や場所、測定時の気象条件によって異なります。
リンク
福島県内の学校の校舎・校庭等の線量低減について(文部科学省へのリンク)
(福島県向けの文書ですが、同日付で全国の都道府県知事宛てにも通知されています)
放射線に関する各種情報(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構へのリンク)
放射線測定に関するガイドライン(文部科学省へのリンク)(クリックするとPDFファイルが開きます)
放射線測定に関するガイドライン (PDFファイル: 1.9MB)
更新日:2022年06月01日