一人1日100グラム・ゴミダイエット

更新日:2022年06月01日

ページ番号: 5387

「減量意識」を今一度確認してください。

ご自身のダイエットも健康に大切ですが、ここではゴミのダイエットをお願いします。

  ごみ集積所や分別・リサイクルの現場では、いろいろな問題が起こっています。ゴミは、家庭から見えなくなったら終わりではありません。
 まずは、一人ひとりが1日100グラムのゴミダイエットに向けて生活様式を意識して、家庭の中から「ゴミ」を見直してください。

100グラムって?

 100グラムのゴミと一言に言っても難しいので、一人1日当たりの食べ残しや、野菜クズなどの食品ロス量をお知らせします。

食品ロスは 40.9グラム(農林水産省データ)

 農林水産省発表の「平成26年度食品ロス統計調査」で、一人1日での食品使用料は1,103.1グラムで、食べ残しなどの食品ロス量は、40.9グラムとなっています。
この量は、佐倉市民一人当たりの1日に出すもやせるごみ量630.8グラムの6.5%を占め、1年間では14.9キログラムにもなります。

身近なものの重さについて

身近なものの重さについてのイラスト(レジ袋5グラム、紙製手提袋50グラム、食品トレイ5グラム、1リットル紙パック30グラム、割り箸4グラム、ハンガー40グラム、洗剤ボトル30グラム、シャンプーボトル50グラム)

現場からの声をお届けします。

集積所編

  • 前日や、夜間のゴミ出しで、カラスなどによるゴミの散乱が目立ちます。
  • 収集日以外のゴミが誤って出されると、ルール違反シールを貼って収集をいたしません。
  • 収集が終わった後のゴミ出しは、収集できませんので持ち帰ってください。
  • 他所の地区の集積所に、分別を誤ったり、出してはいけないゴミを置いていく心無い人がいます。絶対に止めましょう。不法投棄は犯罪です。

(注意)集積所は、地区ごとに管理して清潔に使われるものです。心無い行為が大変な迷惑となりますので、ルールを守ってください。

左から、ごみ袋を破ってごみを散らかしているカラスのイラスト、ごみ収集車にごみ袋を積み込んでいるイラスト、不法投棄のイラスト

収集編

  • 「カン」の収集で、中身を抜いてから出すようお願いしておりますが、ペンキやオイルが入ったまま出され、収集車や作業員をはじめ、近隣の家や壁、道路などに飛散する事故がおこっています。
  • ガスボンベや使い捨てライターがそのままゴミ出しされたため、収集車内での爆発や火災が発生しています。
  • 刃物や鋭利なものが、なんの加工もなくゴミ出しされていることがあります。「金属類・小型家電」として出す場合でも、収集する人が怪我をしないように配慮して、出してください。

(注意)収集作業は、皆さんの生活環境を守るため、安全に心がけスムーズに行なわれています。ご協力をお願いします。

停まっている消防車とごみ収集車の傍に人が集まっている写真

平成17年11月発生の車両火災

収集車両の後部に積まれたごみが燃えた後の写真

収集車両の状況(うめたてごみ)

黒く焦げて形が変形した出火原因と思われる3つのライターの写真

出火原因と思われるライター

青い佐倉市のゴミ収集車を後部から写した写真

平成18年1月発生の車両火災

山積みのごみ袋とごみの一部が燃えて黒くなっている写真

車両火災の状況(うめたてごみ)

潰れて変形した出火原因と思われる、3本のガスボンベの写真

処理・リサイクル編

  • 「もやせるごみ」の袋に、資源物の「プラスチック製容器包装」や「その他紙製容器包装」が混ざっています。
  • 反対に、資源物である「プラスチック製容器包装」や「その他紙製容器包装」の袋に、生ゴミなどが混ざった例もあります。
  • 「うめたてごみ」の袋は、何でも入れられる袋ではありません。

(注意)正しい分別が、リサイクルや最終処分場の長期使用につながります。分別に迷いましたら、お手元の「家庭ごみの分別一覧表」で今一度確認するか、お気軽に廃棄物対策課まで問い合わせください。

中間処理施設での「プラスチック製容器包装」の状況

ごみ収集車で一時保管施設へ搬入された大量の黄色いごみ袋の写真

(1)一時保管施設への搬入状況

屋内に集積された、大量の黄色いごみ袋の写真

(2)屋内に集積

ベルトコンベアから流れてくるごみを選別している3名の作業員の写真

(3)人手による選別作業

ビニール袋やペットボトル、プラスチック容器を選別している様子の写真

(4)異物や汚いものを除去

プラスチック製の容器が入ったごみ袋の写真

(5)悪い排出例(プラスチック製品は「もやせるごみ」へ)

発泡スチロールが入った黄色いごみ袋の写真

(6)正しい排出例(梱包用の発泡スチロールを細かくして排出)

ビニール袋やプラスチック容器が入った黄色いごみ袋の写真

(7)正しい排出例(プラスチック製容器包装をキチンと分別)

圧縮されてベール形になったごみがパレットの上に乗っている写真

(8)このような形(ベール)にして再商品化事業主へ引き渡します。

リサイクルされるプラスチック製品で作られたベール品の写真

(9)ベール品は良い品質でないとリサイクルに支障が出ます。

金網の容器の中に入っている手作業で選別された異物ごみの写真

(10)手作業で選別された異物は再度運搬され焼却処理します。

異物として集められたごみの拡大写真

(11)異物の拡大写真(プラスチック製容器包装ではありません)

最終処分場での「うめたてごみ」の状況

最終処分場への搬入された大量の埋め立てごみと緑色のゴミ収集車の写真

(1)最終処分場への搬入状況

大量のごみ袋の中に2本の傘が写っている写真

(2)対象外のカサが見えます。カサは「金属類・小型家電」です。

割れたり、曲がって形が変形した照明器具の写真

(3)照明器具がありました。小型のものは「金属類・小型家電」、大型のものは「粗大ごみ」です。

ごみ袋からはみ出しているベビー椅子の写真

(4)べビーイスや電気ポットも「金属類・小型家電」です。

ゴミに埋もれたサンタクロースや黄色い動物のぬいぐるみの写真

(5)ぬいぐるみやプラ製の玩具、バックは「もやせるごみ」です。

集積場に集められたごみが山のように積まれている写真

(6)1日の収集でこんなにたくさんの量が集められます。

広場の奥に見えている白い外壁の最終処分場の写真

(7)最終処分場の容積には限りがあります。分別の徹底をよろしくお願いします。

清掃工場が実施した「うめたてごみ」の組成分析時の状況

青い丸印のイラスト

良い排出品

ゴミ箱の中の割れたガラス類や陶器類の食器等の写真

ガラス類、陶器類の食器等

ゴミ箱の中の電球や割れた蛍光管の写真

電球や割れた蛍光管(注意:蛍光管は割らずに店頭拠点回収へ)

赤いバツ印のイラスト

悪い排出品(資源の無駄です)

ゴミ箱の中の茶色い皮製のカバン(燃やせるごみ)の写真

皮製のカバンは「もやせるごみ」で排出してください。

ゴミ箱の中の靴やサンダル(燃やせるごみ)の写真

靴やサンダルは「もやせるごみ」で排出してください。

バケツの中の黄色い熊のぬいぐるみ(燃やせるごみ)の写真

ぬいぐるみは「もやせるごみ」で排出してください。

ゴミ箱の中の小さな木製品や竹製品(燃やせるごみ)の写真

小さな木製品は「もやせるごみ」の分別で排出してください。

ゴミ箱の中の金属製の湯たんぽや水筒、調理器具(粗大ごみ雑芥類)の写真

小さな金属製品は「金属類・小型家電」で排出してください。

ゴミ箱の中のカサ(粗大ごみ雑芥類)の写真

カサは「金属類・小型家電」で排出してください。

ゴミ箱からあふれるほど大量の針金ハンガー(粗大ごみ雑芥類)の写真

針金ハンガーは「金属類・小型家電」で排出してください。

ゴミ箱の中のビデオテープ類(粗大ごみ雑芥類)の写真

ビデオテープ類は「もやせるごみ」で排出してください。

ゴミ箱の中の飲料や調味料の瓶の写真

飲料・飲食用の瓶は「ビン」の分別で排出してください。

ゴミ箱の中の飲料の空き缶の写真

飲料・飲食用の缶は「カン」の分別で排出してください。

ゴミ箱の中のスプレー缶の写真

スプレー缶は「カン」の分別で排出してください。

「うめたてごみ」の組成体積比率(平成19年度)

平成19年度の組成分析値によると、「うめたてごみ」として排出される体積の90パーセント以上が焼却、または資源として回収できるものでありました。最終処分場の長期使用を図るため、市民の皆さんの更なる分別の徹底をお願いします。

うめたてごみ組成体積比率のグラフ

道路・空き地編

  • 道路が通れなくなるような建築廃材などの不法投棄。
  • テレビ、エアコン、冷蔵(凍)庫、洗濯機といった家電リサイクル法対象品の不法投棄。
  • 小さなものでは、空き缶、空きビン、タバコのポイ捨てなども同様な違法行為です。
  • ゴミを自分の庭などで燃すこともいけません。

(注意)計画的な不法投棄、これは立派な犯罪です。行為者を特定する調査を警察署とともに行い、厳しい対応に日々努めております。不法投棄を見かけましたら情報の提供をお願いいたします。少しなら…、人目がないから…などの軽い気持ちで行なったことが、生活環境を汚しています。

不法投棄された電化製品やタイヤ、自転車のイラスト、ポイ捨てされた空き缶やごみのイラスト、ポイ捨てされたたばこの吸い殻のイラスト

一人ひとりができること

買い物編

  • ショッピングには、マイバックを持参しましょう。昔は買い物カゴをよく見かけました。
  • 生鮮食品の買いだめには要注意。いたむとゴミになります。
  • 安いから買っておこう‥も要注意。賞味期限をこまめに確認。
  • 過度の包装などは断りましょう。プレゼント以外に必要ですか?
  • 買うか買わないか迷ったら一旦家に帰って考えましょう。たいていは買わないですよね。
  • 使い捨て商品の購入を控え、詰め替え商品を選びましょう。
  • 購入したお店に返却できる「食品トレイ」などの容器包装は、お店に返却しましょう。

 

左から、買い物袋に赤いバツ印のイラストと「レジ袋要りません」の文字、スーパーの買い物袋に赤いバツ印、エコバッグに赤い丸印のイラスト、買い物の際にエコバックを使用しているイラスト

ご家庭編

  • 地域の自治会や、子ども会などが取り組んでいる、新聞、雑誌などの資源回収に参加しましょう。
  • 生ゴミは、水切りが大切です。においの発生原因になります。コンポスト(生ゴミ堆肥化容器)で堆肥化したり、電気式生ゴミ処理機で衛生的に減容しましょう。市には生ゴミ処理機器購入設置補助金制度があります。
  • 子ども用品などは、使いまわしができると思います。
  • いらなくなったら、捨てる前にリサイクルを考えて。
  • ごみ箱は、分別を意識して配置してみてはいかがですか。
  • 料理の作りすぎ、でも残って捨ててしまえば、ただの「ゴミ」です。
  • 週に1度は冷蔵庫と相談して献立作りをしてみましょう。
  • 雑草はこまめに取れば少量です。
  • リユースを活用してみましょう。(環境省:「リユースを始めたい・広げたいあなたのためのリユース読本」

 

左から、壊れたおもちゃを修理している親子のイラスト、洋服を見ている親子のイラスト、容器の中身を詰め替えている女の子のイラスト

この記事に関するお問い合わせ先

[経済環境部]廃棄物対策課(リサイクル清掃班)
〒285-8501千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号:043-484-6149
ファクス:043-486-2504

メールフォームによるお問い合わせ