佐倉市2050年ゼロカーボンシティ宣言
佐倉市は「ゼロカーボンシティ宣言」をしました!
佐倉市は、令和3年8月18日に2050(令和32)年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ宣言」をしました。
経緯
近年、地球温暖化が原因とみられる気候変動の影響により、地球規模において、猛暑・豪雨・台風などによる甚大な気象災害が発生し、私たちの生命や暮らしが脅かされています。
2015(平成27)年に気候変動枠組条約第21回締約国会議で合意されたパリ協定では、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃未満とする」ことが目標とされ、2018(平成30)年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では「気温上昇を2℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、2050(令和32)年までに二酸化炭素実質排出量をゼロにすることが必要」と示されており、地球規模で脱炭素社会の実現への動きが加速しています。
佐倉市では、2020(令和2)年3月に「第2次佐倉市環境基本計画」を策定し、2030(令和12)年度に2013(平成25)年度比で市内の二酸化炭素排出量を26%削減することを目標として、地球温暖化対策に取り組んでまいりましたが、このような状況を踏まえ、2021(令和3)年8月18日に市民・事業者・行政が一体となった「オール佐倉」で、2050(令和32)年までに二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」の実現に向けて取り組んでいくことを宣言しました。
市民や事業者の皆様も、今まで以上に地球温暖化に関心を持って、環境に配慮した取り組みへのご協力をお願いします。
佐倉市宣言文 拡大画像 (PDFファイル: 679.0KB)
ゼロカーボンシティとは
環境省では、「2050 (令和32)年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロ」にすることを目指す旨を公表した地方自治体」をゼロカーボンシティとしております。
今後の取り組み
- 市では、「第2次佐倉市環境基本計画」「第2次佐倉市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」を前倒しで改定を行い、「2050(令和32)年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ」を目指すことを位置づけます。
- ゼロカーボンシテイ宣言を契機に、市民や事業者の皆様に改めて地球温暖化対策に対するより一層の理解と協力をいただき、ゼロカーボンの実現に向けて「オール佐倉」で取り組んでまいります。
地球温暖化対策の取り組みにご協力をお願いします
市民や事業者の皆さんも、今まで以上に地球温暖化問題に関心を持ち、省エネ行動に取り組んでいただきますよう、ご協力よろしくお願いします。
ゼロカーボン市区町村協議会に加入しました
規模、地域特性といった背景の違う様々な市区町村がその知見を共有し、脱炭素社会の実現に向けた具体的な取組のための議論を進め、共に国への提言等を効果的に進めていくことを目的として設立された「ゼロカーボン市町村協議会」に、佐倉市は令和3年9月1日に加入しました。
今後、協議会の活動を通して脱炭素社会の実現に向けた政策研究及びこれに関連する課題等の研究や脱炭素社会の実現に向けた政策に関する国等への提言を行ってまいります。
佐倉市地球温暖化対策実行計画
佐倉市では、市域内におけるすべての人為的な活動に伴う温室効果ガスの排出量を削減するため、「佐倉市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」の内容を包含した「第2次佐倉市環境基本計画」を策定し、「市民・事業者・市」が一体となって温室効果ガス削減のための取り組む目標を定めました。市民の皆様、事業者の皆様には、計画に記載する「市民の取組」、「事業者の取組」へのご協力をよろしくお願いいたします。
佐倉市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)は、2020(令和2)年度から「佐倉市環境基本計画」に内容を包含しました
第二次佐倉市地球温暖化対策実行計画(事務事業編) (平成30年度~令和12年度)
…市役所の取り組む地球温暖化対策
更新日:2022年06月01日