佐倉市上下水道ビジョンの見直しについて

更新日:2024年03月26日

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見直しの背景・目的

佐倉市の水道事業は、昭和31年度の供用開始から令和5年度で67年が経過、下水道事業は昭和42年度の供用開始から令和5年度で56年が経過し、ともに施設の老朽化が進んでいます。また、水道・下水道施設の維持管理・更新においては、東日本大震災や昨今のゲリラ豪雨等を踏まえ、災害・危機に耐え得る強い施設にしていく必要があるため、今後、老朽化・耐震化対策や浸水対策に多額の費用がかかることが見込まれます。

一方で、水道料金・下水道使用料収入は、人口減少や節水機器の普及などによる減少傾向が見込まれるため、今後の財政運営はより一段と厳しいものになっていくことが想定されます。

本市では、このような佐倉市の水道事業・下水道事業が抱える経営課題に対して、目指すべき将来像を設定するとともに、将来像を実現するための各種取り組み等を整理する計画として、平成28年3月に「佐倉市上下水道ビジョン」を策定しました。

『快適な暮らしを未来につなぐ佐倉の上下水道』という当ビジョンの基本理念のもと、業務効率化による経費削減や適切な水道料金・下水道使用料の改定等を実施し、持続可能な事業運営の実現に努めてきたところですが、ビジョン策定から7年が経過し、佐倉市の水道事業・下水道事業を取り巻く環境も大きく変化していることから、現状分析と将来の事業環境の予測を踏まえて改めて課題を確認し、今後の取り組みを整理するため、新たに「佐倉市上下水道ビジョン2024」(令和6年3月策定)として見直しました。

位置付けと計画期間

本ビジョンは、厚生労働省による「新水道ビジョン」(平成25年3月策定)、国土交通省による「新下水道ビジョン」(平成26年7月策定)において策定が推奨されている水道・下水道事業体による長期ビジョンとして位置づけられるものです。

また、本ビジョンは、千葉県や印旛広域水道用水供給事業における関連計画等との整合を図りつつ、「第5次佐倉市総合計画」に基づく水道・下水道分野の長期の個別計画として策定するものです。さらに、佐倉市水道事業・下水道事業において策定される各種計画をとりまとめる計画でもあります。

加えて、令和3年3月に策定した「佐倉市上下水道事業 投資・財政計画」と本ビジョンとを一体化させることで、本市における「経営戦略」を構成しています。

本ビジョンの計画期間は、第5次佐倉市総合計画との整合を図るため、令和6年度から令和13年度までの8年間とします(令和6年度は中期基本計画の初年度にあたり、令和13年度は後期基本計画の最終年度にあたります)。

佐倉市上下水道ビジョン2024 本編

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