第3章 英知を伝え、心豊かな明日を育むまちづくり ~文化・学習の推進~
第1節 人権尊重社会の構築
基本方針
市民が身近な問題として人権問題を認識し、人権意識が定着するよう「人権教育のための国連10年佐倉市行動計画」に基づき、情報提供の促進や啓発方法の工夫、子どもたちへの啓発の充実など人権教育の充実を図ります。
また、「佐倉市人権施策推進指針」にそってこれらの理念・意識が実現できるよう、関係機関・団体との連携の強化、啓発・教育の拡充などを進め、人権の理念に基づく施策を推進します。
特に男女共同参画社会の推進を図るため、人権意識に基づく男女平等意識の啓発や相談体制の整備、平等な社会参画のための教育、啓発の充実等に努めます。
人権尊重社会の構築
人権施策推進体制の整備 |
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人権教育の充実 |
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男女共同参画社会に向けた意識の啓発 |
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第2節 国際性にみちた人づくり、まちづくり
基本方針
国際化に関する講座や情報提供の充実を進め、市民の国際感覚の醸成を図るとともに、日蘭児童交流などの交流機会の拡充や場の整備を通じ、国際交流の活性化を図ります。
公益財団法人佐倉国際交流基金を中心とした関係団体の支援を進めながら、それらの団体との協調・分業化をはかり、市民の国際交流を組織的に支援できるよう、国際化推進のための基本構想・計画について研究します。
日常的な交流の促進を図るとともに、語学や生活体験などのさまざまな学習機会や生活情報の提供、外国語サインの普及などを通じて外国人にとっても歩きやすいまち、暮らしやすいまちを目指します。
また、過去の惨禍を直視しつつ未来に目を向けた健全な関係を構築するため、国際理解の深化と平和意識の定着を図ります。
国際性にみちた人づくり、まちづくり
国際交流・国際協力推進体制の整備 |
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行政の国際化 |
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国際感覚豊かな人づくり |
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外国人にも住みやすいまちづくり |
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平和施策の推進 |
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第3節 個性を育む学校教育の充実
基本方針
新学習指導要領の導入にあわせ、従来の知識偏重型の教育から、子どもたちが自ら課題をみつけ自分で考えて解決できる「生きる力」を養う教育への転換を図ります。
地域の人々や施設・自然の利活用を図るなど地域の資源を活かしながら、佐倉らしい教育課程の編成を目指します。また指導方法の工夫、教員の資質向上のための研修の充実などにより、子どもたちが楽しく学べる学校づくりを進めます。
学習内容の整備とともに、新教育課程や学校の多目的活用に対応できる各種の施設整備、安全でゆとりのある学校施設の整備と開放を進めます。
さまざまな課題に対応できるよう、家庭、地域、学校、行政など異なる立場の主体が、情報の共有化と相互の理解を深め連携のとれる体制を整備します。
個性を育む学校教育の充実
豊かな学校づくりのための体制整備 |
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教育内容・教育方法の充実 |
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学校施設の充実 |
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学習を支える環境の整備・充実 |
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第4節 みんなが支える子どもたちの成長
基本方針
子どもたちの自己実現を支援するため、活動の場の整備やさまざまな学習機会・社会参画機会の提供に努めるとともに、地域社会と家庭・学校・行政等が協力し、相談しあいながら子どもたちの成長を見守ることのできる体制づくりを進めます。
青少年育成に係る各種団体の活動を助成するとともに、団体間や行政、地域との連携の充実を図り、協力しながら子どもたちの活動の支援にあたります。あわせて相談機能の充実や子育て関連施設の地域開放を進めるなど、子育てをする保護者を地域や行政が支える仕組みの構築を図ります。
また、子どもたちの活力を地域社会にも反映するため、地域行事等への参画機会の拡充や、大人と子どもの対話の機会を充実し、相互理解の促進に努めます。
みんなが支える子どもたちの成長
健やかに育つ環境整備 |
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子どもたちの活動機会の充実 |
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子どもたちの活動の場の整備 |
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第5節 生涯学習推進の環境づくり
基本方針
市民の自発的な学習活動を支援していくために、身近な学習の場である公民館や図書館等の生涯学習関連施設の整備及び充実を進めるとともに、高まる需要に対応するために高等教育機関や民間施設との連携、学校施設の積極的な開放など、既存施設の有効活用を進めます。
同時に、施設利用情報やサークル等の学習活動情報等の積極的な提供を進めます。
また、学習活動の基礎を養えるよう各種講座など、学習機会の提供の充実に努めるとともに、これらの活動を通じて、自発的な学習を支える団体や人材の育成を図ります。
生涯学習推進の環境づくり
自発的学習の推進体制の整備 |
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多様な学習機会の提供 |
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学習環境の整備・充実 |
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第6節 生きる文化、活かす文化のまちづくり
基本方針
市民の文化活動を支援し潤いのある生活を育むため、さまざまな芸術文化の振興に取り組んでいきます。市立美術館や市民音楽ホールにおいて芸術文化に親しむ機会の充実を図るとともに、近隣の美術館等との連携を深めます。
また、市民自らが実際に体験できる参加型イベントの企画をはじめ、芸術に親しむ場の提供、総合的な文化情報の提供等により市民の文化活動の支援を進めます。
文化遺産の保護については基礎となる調査研究を進め、成果の普及、周知活動を行う中で、郷土の歴史・文化に対する愛護意識を高めます。また、登録有形文化財制度等の活用を図り歴史的景観と文化財の保護に努めます。
旧堀田邸、武家屋敷、順天堂記念館など展示施設の公開と、文化施設のネットワーク化による博物館構想の策定について研究を進め、各施設が連携した企画展の実施など、歴史的な遺産を守るだけではなく積極的に活用したまちづくりを進めます。
生きる文化、活かす文化のまちづくり
文化活動の推進と学習機会の提供 |
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文化施設の整備 |
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文化財の保存と活用 |
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第7節 生涯スポーツの充実
基本方針
市民の多様なニーズに応じた機会・情報提供の充実に努めるとともに、子ども・成人・高齢者・障害者等だれもがスポーツに気軽に参加でき、楽しめる環境の整備を進めます。
また、既存の施設を有効に活用するため、学校体育施設の開放や共同利用を一層促進するほか、利用時間の延長など柔軟な施設運営を図ります。
さらに、地域におけるスポーツ団体の育成、日常的な活動を支える指導者の養成確保、スポーツ・レクリエーションを通じた楽しみや交流の機会としての大会やイベントの開催、トップクラスのスポーツを観戦する機会の提供に努めるなど、生涯スポーツ活動を振興するための条件整備を進めます。
生涯スポーツの充実
スポーツ・レクリエーション推進体制の整備 |
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スポーツに親しむ機会の充実 |
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スポーツ施設の整備充実 |
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健康の保持・増進 |
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この記事に関するお問い合わせ先
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〒285-8501 千葉県佐倉市海隣寺町97
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更新日:2022年06月01日