第1章 思いやりと希望にみちたまちづくり ~健康・福祉の充実~

更新日:2022年06月01日

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第1節 ふれあい・助け合いのまちづくり

基本方針

 すべての人が、住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、市民一人ひとりが、高齢者、障害者、子どもたちを地域全体で支えていく体制づくりを進めます。
 このため、福祉に関する啓発や学習機会の充実など、地域福祉への理解を深めるとともに、各種ボランティア活動に対する支援を図り、地域福祉の担い手を育成します。
 また、地域ぐるみによる福祉の推進体制を整備するため、社会福祉協議会などの団体や自治会組織等との連携を図り、交流やコミュニティ活動の場を設けるなどして、地域に住む人々が互いにふれあい、助け合うまちづくりを推進します。

ふれあい・助け合いのまちづくり

ふれあい・助け合いのまちづくりの詳細
地域福祉の担い手づくり
  • 福祉意識の啓発
    地域ぐるみ福祉ネットワーク事業補助
  • ボランティア活動の支援
    ボランティアグループ育成事業補助
地域の助け合いの組織づくり
  • 地域による支援体制の確立
    • 敬老会、一人暮らし高齢者交流会実施
    • 民生委員児童委員活動
    • 福祉団体育成事業補助
  • 地域福祉活動等の推進
    • 民生委員児童委員の一斉改選
    • 母子福祉推進員の一斉改選

第2節 人にやさしい生活環境の整備

基本方針

 市民だれもが地域社会で安心して生活でき、しかも積極的に社会参加ができるよう、人にやさしい生活環境の整備を推進します。
 このため、「佐倉市福祉のまちづくり計画」、「佐倉市高齢者保健・福祉・介護計画」、「佐倉市障害者計画」に基づき、公共的な建築物をはじめ、道路、公園など生活基盤の整備・改善を進めるとともに、市民や事業者の理解と協力を得ながら、民間施設においても福祉的配慮がなされるよう誘導を図ります。
 また、公共交通機関等の整備・改善への要請や支援を行うなど、安全に利用できる移動手段の確保・充実を図り、高齢者や障害者などの社会参加を促進します。
 さらに、高齢者や障害者などに配慮した住宅の改善や確保に努めるとともに、防災対策など緊急時の対応として、避難誘導体制や避難先での医療体制などを地域と行政が連携を図りながら強化します。

人にやさしい生活環境の整備

人にやさしい生活環境の整備の詳細
住みよい生活環境づくり
  • 住宅改善、住宅確保の支援
    • 住宅マスタープラン策定
    • 借上型市営住宅整備
  • 公共施設、道路等のバリアフリー化の推進
    • 街区公園バリアフリー化
    • 歩道点字ブロック整備、段差改修
移動の利便性、安全性の確保
  • 移動手段等の充実
    循環バス導入
  • 鉄道駅等のバリアフリー化の促進
    • 京成佐倉駅、臼井駅バリアフリー化補助
    • JR佐倉駅バリアフリー化整備
    • 電線共同溝整備
緊急時の体制整備
  • 防災知識の普及と防災体制の整備
    地域防災対策
  • 救済体制づくり

第3節 保健・福祉・医療の連携とサービスの充実

基本方針

 保健・福祉・医療に関するさまざまなニーズを持つ市民に対し、必要としている情報やサービスを適切かつ迅速に提供するため、行政と関係機関等との連携強化、保健・福祉・医療に関する情報を共有化することができるネットワークシステムの構築を図ります。
 また、在宅介護支援センターの整備による、介護に関する総合的な相談体制や介護者への支援体制の充実、保健・福祉・医療に関する一元的な情報提供の充実等により、より身近なところで総合的かつ一体的なサービスが提供できるような体制づくりを進めます。

保健・福祉・医療の連携とサービスの充実

保健・福祉・医療の連携とサービスの充実の詳細
保健・福祉・医療の連携
  • 地域ケア会議の設置
  • 関係機関、団体等との連携強化
    医師会、医療機関等との連携
  • 総合的情報ネットワークシステムの構築
    福祉総合電算システム、各種システム稼働
サービス供給体制の整備
  • 相談体制の充実
  • 情報提供の充実
  • 介護者への支援の充実

第4節 健康づくりの推進

基本方針

 市民一人ひとりが健康でいきいきと過ごせるよう、疾病予防や健康の保持・増進を目的とした「健康日本21」に基づく本市の地方計画を策定し、総合的な健康づくりを推進します。
 このため、健康づくり推進協議会等の組織の充実や各種ボランティア団体への活動支援を図るなど、より地域に密着した、市民ぐるみの健康づくり活動を積極的に展開します。
 保健サービスの面からは、成人及び老人保健では、各種健康相談・教育、健康診査、検診及び介護予防の充実による予防対策を重視し推進します。母子保健では、「佐倉市母子保健計画」に基づき、子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安の軽減に努めるよう、健康診査や育児相談・指導体制、予防接種等を充実します。
 また、市民の医療ニーズに適応した、適切な医療サービスの提供体制の充実を図ります。

健康づくりの推進

健康づくりの推進の詳細
総合的な健康づくりの推進 総合的な健康づくりの推進
健康日本21に基づく地域計画の策定
市民の健康づくり活動の展開 市民の健康づくり活動の充実
  • 健康づくり推進協議会
  • 健康づくり大会の実施
健康づくり基盤の整備
  • 保健センターの活用
    西部保健センター施設整備
  • ボランティア活動の支援
地域医療の推進 地域医療の推進
成田赤十字病院増改築工事助成
保健サービスの充実
  • 健康増進活動の推進
    • 健康カレンダー等の配布
    • 保健事業のまとめ作成
    • 献血の推進
  • 成人、老人保健の充実
    • 個別健康教育、機能訓練
    • 在宅寝たきり老人等訪問歯科診療
  • 母子保健の充実
    母子保健備品整備
  • 予防接種及び感染症対策の充実
    • 結核定期健康診断、予防接種
    • 感染症等予防接種
  • 乳幼児の医療費助成制度等の推進
    乳幼児医療費助成システム導入

第5節 高齢者福祉の推進

基本方針

 「佐倉市高齢者保健・福祉・介護計画」に基づき、みんなで支え合い、よろこびが生まれるまちづくりをめざし、高齢者の保健・福祉・介護等に総合的な取り組みを進めます。
 老人福祉センター、老人憩の家等のふれあいと交流の拠点の活用とともに、老人クラブ活動等への支援、シルバー人材センターの充実など、高齢者が長年培われた経験や技術を生かせる機会を拡大することにより、生きがい対策、社会参加を推進します。
 また、すべての高齢者が住み慣れた家や地域で安心して暮らすことができるよう、介護保険制度による質の高いサービスの提供に加え、機能訓練、訪問指導等の保健・医療サービスや各種在宅福祉サービスを充実するとともに、福祉施設の計画的な整備を推進します。

高齢者福祉の推進

高齢者福祉の推進の詳細
総合的な高齢化対策の推進 総合的な高齢化対策の推進
  • 高齢者保健・福祉・介護計画見直し
  • (仮称)高齢者身分証発行
保健・医療サービスの充実
  • 高齢者の健康づくりの推進
    • 各種健康診査
    • 機能訓練
    • 健康教育、健康相談
  • 在宅介護の支援の推進
  • 老人医療制度の適正な運用
    • 老人保健特別会計への繰出
    • 診療報酬明細書の内容等点検
社会参加・生きがい対策の推進
  • ふれあい・交流の拠点の整備の推進
    • 老人憩の家改修
    • 老人福祉センター改修
  • ふれあいと世代間交流の機会の拡大
    児童交流、世代間交流、健康教室等の開催
  • 就労機会の拡大
    高齢者福祉作業所改修
  • 各種団体活動への支援
    寿功労活動事業推進協議会加入促進
  • 生涯学習の機会の充実
    市民カレッジ等の講座、講演会開催
介護保健サービスの質の向上
  • 介護保健サービスの充実
    • 住宅改修支援
    • 介護サービス利用支援
    • サービスマップ、サービス事業者ガイドブック作成
  • 公平な認定・相談・情報機能の充実
    介護保健システム改良
在宅福祉サービスの充実
  • 各種在宅福祉サービスの充実
  • 在宅介護支援センターの充実
施設サービスの充実
  • 福祉施設の整備の推進
    特別養護老人ホーム、ケアハウス等整備助成
  • 養護老人ホームへの入所措置

第6節 障害者福祉の推進

基本方針

 障害者の主体性・自立性を確立し、すべての人が平等に活動できる社会をめざし、「佐倉市障害者計画」(自立支援さくらプラン)の見直しを行い、障害者福祉を推進します。
 地域住民が障害に対する理解を深め、ボランティア活動等に積極的に参加できるような体制を整備するとともに、市民・行政・関係団体等が協力して、さまざまな社会参加の機会を提供し、障害者がのびのびと暮らしていけるまちづくりを推進します。
 障害者が住み慣れた地域社会の中で安心して生活することができるよう、医療体制や保健サービスを充実するとともに、教育・就労・居住等の環境を整備し、障害者の日常生活における自立を支援します。
 また、精神保健福祉についても、法改正に対し、すみやかな対応が図られるよう推進体制を整備します。

障害者福祉の推進

障害者福祉の推進の詳細
意識の高揚と社会参加の促進
  • 障害に対する意識と理解の促進
    障害者計画の見直し
  • 福祉的活動の活性化
  • 文化・芸術・スポーツ活動への参加促進
日常生活における自立の支援
  • 情報収集・提供の充実
  • 在宅福祉サービスの充実
    • 障害者生活支援事業委託
    • 障害児者一時介護料助成
  • 外出・コミュニケーション支援の充実
    手話通訳者配置
  • 相談・権利擁護体制の充実
  • 介護保険制度移行への体制整備
  • 施設利用サービスの充実
    • 障害者更生援護施設整備補助金
    • 南部よもぎの園管理運営
医療・保健の充実
  • 医療・保健体制の充実
    • 短期入所事業
    • 難病患者等日常生活用具給付
    • ホームヘルプサービス事業
  • 早期療育・予防体制と機能訓練の充実
教育・育成の充実
  • 教育・育成環境の充実
  • 学校卒業後への対応の充実
雇用・就労の促進
  • 福祉的就労の場の充実
    • よもぎの園管理運営
    • 知的障害者生活ホーム運営補助
    • 知的障害者職親委託
    • 心身障害者福祉施設通所交通費補助
  • 就労環境、就労相談体制の充実
精神保健福祉の推進
  • 精神保健に関する普及・啓発
  • 推進体制の整備
    精神障害者福祉推進体制整備
  • 在宅の精神障害者に対する支援の推進
    ホームヘルパー養成
  • 社会復帰施設の整備・充実
    かぶらき作業所運営費補助

第7節 家庭・児童福祉の推進

基本方針

 「佐倉市エンゼルプラン」に基づき、子育てを社会全体で支援するまちづくりをめざし、子育てと仕事の両立、育児期における社会参加の促進、子どもたちのすこやかな成長につながる継続的かつ効果的な施策を推進します。
 保育サービスにおいては、保護者の就業形態の多様化による保育ニーズに応える延長保育、一時保育等のサービスの質的充実に努めます。
 また、保育の知識や技術をもつ保育園を、だれもが利用できる、地域の子育て支援の拠点となるよう、育児相談や園庭開放を進めるとともに、施設の整備を図ります。
 さらに、子育てや家庭の抱えるさまざまな問題を解決するため、母子相談や養育の指導等のの相談体制や支援体制を充実し、児童育成のための支援を推進します。

家庭・児童福祉の推進

家庭・児童福祉の推進の詳細
保育サービスの充実
  • 保育の質的充実
    一時保育、延長保育、完全給食の実施
  • 保育料の適正化
  • 学童保育の充実
    • 児童育成クラブ委託
    • 大崎台学童保育所改修
    • (仮)下志津学童保育所開設
子育て支援の充実
  • 地域における子育て支援等の推進
    • 子育て拠点としての保育園施設整備
    • 児童センター、老幼の館施設整備
    • 佐倉市エンゼルプラン見直し
    • ファミリーサポートセンター調査研究
  • 講演会及び研修会の開催
施設の充実
  • 保育園の多機能化のための整備・充実
    佐倉保育園改築
  • 児童厚生施設等の整備・充実
    • 子どもの遊び場遊具改修
    • 児童センター改修
児童育成の援助
  • 健全育成の推進
    児童手当て支給システム導入
  • 母子・父子福祉の充実
    • 母子父子家庭医療費助成システム導入
    • 児童扶養手当支給システム導入
  • 教育費に対する助成
    • 奨学資金補助
    • 私立幼稚園就園奨励費補助
    • 小中学校就学費補助
  • 障害児対策の推進
    • さくらんぼ園地域交流保育実施
    • 養育者の健康調査

第8節 青少年健全育成の推進

基本方針

 青少年の自主活動意欲を高めるために、魅力ある体験学習の企画や、指導者の資質の向上を積極的に図っていきます。また、家庭・学校・地域社会の連携強化に努め、青少年の地域参加の場や青少年との対話の場を設けます。
 さらに、青少年の非行防止のために、状況に応じた対策や、地域ぐるみの非行防止活動を推進します。
 そして、これらの活動が相乗効果を発揮できるよう、行政だけではなく家庭・学校・地域社会など市民総ぐるみによる運動を積極的に展開していきます。

青少年健全育成の推進

青少年健全育成の推進
市民運動の展開と連携組織の構築
  • 地域住民組織の活動支援
    • 青少年育成市民会議の開催
    • 育成住民会議、地区子ども会等への活動助成
  • 「ゆとりの日」の創出
  • 声かけ運動の推進
  • 連携組織の構築
    青少年育成市民会議の開催
非行防止活動の推進
  • 事故防止活動の推進
  • 啓発活動の推進
青少年環境の浄化活動の推進 有害情報の排除活動の推進

第9節 社会保障の充実

基本方針

 国民健康保険制度の健全運営を図るために、国が推進する医療費適正化対策に基づいた事業を積極的に行います。また、健康に対する意識を高めていくための広報活動や制度の周知に努め、市民に国民健康保険制度の理解を深めるとともに、制度の内容や財政事情の公表等により、保険税収納の確保に向けて一層努力します。
 国民年金は、国民年金推進員制度を積極的に活用するなど、保険料収納の向上を図り、無年金者の解消に努めます。また、制度改正など国の動向を注視します。
 介護保険は、引き続き制度の周知に努めるとともに、サービスの質の向上を図り、保険料収納の安定確保をめざします。
 生活保護については、相談・指導体制等の充実を図り、制度の適正な運営に努めます。

社会保障の充実

社会保障の充実
国民健康保険の推進
  • 医療費適正化対策の推進
    国民健康保険一般事務
  • 保険税の適正化と収納の確保
    • 国民健康保険特別会計繰出金
    • 国民健康保険税新システム導入
    • 国民健康保険税率改正
  • 保健事業の推進
    保健事業
国民年金の推進
  • 適用対象者の加入の推進
    国民年金保険料収納特別対策
  • 保険料収納の確保
    国民年金一般事務
  • 相談・指導体制の充実
    国民年金保険料収納特別対策
  • 広報活動の推進
    国民年金一般事務
介護保険の推進 給付と負担の明確化と事業の安定運営
  • 口座振替の推進
  • 短期入所振替業務支援
  • 介護給付費繰出金
低所得者対策の推進 生活保護の適正実施
・生活保護費等給付
相談・指導体制の充実
・社会福祉資金貸付事業補助

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